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スコパス スコパス Skopas

6件 の用語解説(スコパスの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

スコパス
スコパス
Skopas

ギリシアの彫刻家,建築家。プラクシテレスリュシッポスと並んで前4世紀を代表する巨匠。パロス島出身と伝えられる。プラクシテレスが甘美かつ優雅な情緒的表現を完成したのに対し,彼は激しい感情表現によって人物の内面性を追究し,その様式はのちの彫刻に多大の影響を与えた。

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デジタル大辞泉の解説

スコパス(Skopas)

古代ギリシャの彫刻家・建築家。前4世紀に活躍。作品「アテナ‐アレア神殿破風群像」など。生没年未詳。

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百科事典マイペディアの解説

スコパス

プラクシテレスリュシッポスとともに前4世紀ギリシアの代表的彫刻家。パロス島出身。テゲアのアテナ・アレア神殿の新築を指導,またその破風(はふ)彫刻の一部を手がけ,エフェソスアルテミス神殿の彫刻にも参加したと伝える。

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世界大百科事典 第2版の解説

スコパス【Skopas】

前4世紀のギリシアの彫刻家。生没年不詳。エーゲ海のパロス島出身。大理石彫刻を得意とし,その作品は量感に満ちた体軀,強い意志の表出をもつことを特徴としている。それは激しい情感を表すヘレニズム美術の先駆を成すものであった。前395年に焼け落ちたテゲアのアテナ・アレア神殿の再建(前340年ころ)に建築家として従事したことが知られる。この神殿の破風を飾っていた彫刻の断片が発見されており(アテネ考古学美術館),それらもスコパスの作であろうと考えられている。

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大辞林 第三版の解説

スコパス【Skopas】

紀元前四世紀頃のギリシャの彫刻家・建築家。同時代のプラクシテレスの優雅な作風に対し、激しい動的な作風で名声を得た。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

スコパス
すこぱす
Skopas

生没年不詳。古代ギリシアの彫刻家。プラクシテレス、リシッポスと並ぶ紀元前4世紀のもっとも著名な彫刻家。パロス島出身。父アリスタンドロスは青銅彫刻家。前377年ごろアテネに赴き、以後アッティカペロポネソス小アジア各地で制作。その作風は、プラクシテレスが神々の優美な様式を確立したのに対し、人間の内的感情の表出に傑出し、ヘレニスティック期彫刻の先駆をなした。古代の文献とその様式から彼の作と推定されるものに、テゲアのアテナ・アレア神殿の破風(はふ)彫刻とアスクレピオスとヒュゲイアの像(アテネ国立考古博物館)、エフェソスのアルテミス神殿列柱の浮彫り、ハリカルナッソスのマウソレウム東フリーズの浮彫り(大英博物館)などがある。いずれも深く彫られた目や衣装の襞(ひだ)の表現に彼の特徴がみられる。[前田正明]

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世界大百科事典内のスコパスの言及

【ギリシア美術】より

…前5世紀末のペロポネソス戦争,前4世紀の絶えまないポリス間の対立・抗争を通じて,人びとの感情・思想はより現実的・人間的になり,宗教的関心もしだいに弱まった。この傾向を反映して,後期クラシックの彫刻家プラクシテレス,スコパス,リュシッポスらは,優雅で人間的情感にあふれる彫像を作った。
[ヘレニズム時代(前320‐前30)]
 アレクサンドロス大王の没年ころから,プトレマイオス朝エジプト王国の滅亡までの時代をいう。…

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