ストック・オプション(読み)ストックオプション

百科事典マイペディアの解説

ストック・オプション

自社株購入権。企業が役員や従業員に,自社株を将来の一定期間にあらかじめ決められた価格(行使価格)で購入する権利を与える制度。会社法上は新株予約権として扱われる。市場株価が行使価格を上まわっていれば,自社株を買って市場で売って売買益を得る。市場株価が下まわった場合については権利を行使する必要はないため,損をすることはない。権利行使時のための株式は,市場で購入するか,新株を発行してその一部をあてるか,会社が保有する自己株式を利用する。通常,行使価格は権利付与日前後の株価をもとに決められ,行使期間は企業によって異なるが,新株予約権の発行に関する手続に従う。業績向上の意欲に刺激を与えるのが狙い。米国ではベンチャー企業の人材を確保するために導入され,インセンティブ報酬制度として広く普及している。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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