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スムータ Smuta

世界大百科事典 第2版の解説

スムータ【Smuta】

ロシア語で〈動乱〉の意であるが,歴史用語としては17世紀初頭のロシアの動乱をいい,〈動乱時代Smutnoe vremya〉とも呼ぶ。ソ連邦の歴史学は,1917年の革命前に普及していたこの〈スムータ〉という術語・概念を排し,〈外国干渉と農民戦争〉という側面を強調している。 ボリス・ゴドゥノフ政権が〈フロプコの蜂起〉鎮圧に忙殺されていた1603年,ポーランドにロシアの皇帝イワン4世の皇子ドミトリーと自称する青年が現れる。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のスムータの言及

【モスクワ・ロシア】より

…こののちワシーリー3世を経て,イワン4世が1540年代末から一連の改革と征服事業を進めたが,治世後半のリボニア戦争オプリチニナで混乱と荒廃をもたらした。その子フョードル1世の死(1598)でリューリク朝が絶え,ボリス・ゴドゥノフの末年スムータ(動乱)がおこった。1613年ロマノフ朝が成立し,ミハイル・ロマノフの時代に国家再建が進んだ。…

※「スムータ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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