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スリナガル Srinagar

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

スリナガル
Srinagar

インド北西部,ジャンム・カシミール州の夏季の州都 (冬季はジャンムに移る) 。州中西部,グレートヒマラヤ山脈とピルパンジャル山脈にはさまれたカシミール谷の標高 1600mの地点に位置し,風光美に富む避暑地として有名。市街はジェルム川の両岸に発達し,商業が盛ん。川や多くの運河には,小舟や木材搬出の筏の往来が多い。カーペット,絹製品,銀細工,皮革製品,木工品を産出する。藩王の宮殿,多くのイスラム教寺院,博物館,ジャンム・カシミール大学などがあり,郊外にはダール湖,歴代藩王の造ったムガル庭園,ハリ・パルバート丘要塞などがある。カシミールの帰属をめぐるインド,パキスタン両国の紛争時には最前線の基地となった。人口 53万 1094 (1981) 。

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デジタル大辞泉の解説

スリナガル(Srinagar)

インド北部、ジャンムカシミール州の都市。夏季における同州の州都。冬季はジャンムに移る。カシミール盆地の標高約1600メートル、インダス川の支流ジェラム川沿いに位置する。ダル湖やムガル帝国時代の庭園などがあり、風光明媚な避暑地として知られる。スリーナガルシュリーナガル

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大辞林 第三版の解説

スリナガル【Srinagar】

インド北部、ジャムカシミール州の中心都市。海抜1600メートルに位置する避暑地。絹・毛織物・皮革などの手工業が行われる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

スリナガル
すりながる
Srinagar

インド北西部、ジャム・カシミール州の夏の州都(冬の州都はジャム)。標高約1600メートル、カシミール盆地の中心に位置する。人口89万4940(2001)。ジェラム川の氾濫原(はんらんげん)の上にできた町で、ダル湖をはじめ湖沼や低湿地が広がり、網目状に運河がみられ水の都といわれる。周辺は水田地帯が広く分布する。住民はイスラム教徒が多い。年降水量650ミリメートル、平均気温12℃で夏の高温多雨がなく、平原地帯から避暑に訪れる客が多い。古くよりカシミール盆地の物資の流通の中心であり、カラコルム、チベット方面への通商の起点として発展した。市内には、ヒンドゥー寺院、イスラム寺院をはじめ、歴代のムガル帝王のつくったナシーム、ニシャット・バーなどの庭園があり、観光地としても有名。[林 正久]

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