スワジランド

百科事典マイペディアの解説

スワジランド

◎正式名称−スワジランド王国Kingdom of Swaziland。◎面積−1万7364km2。◎人口−120万人(2010)。◎首都−ムババーネMbabane(行政府,6万人,2007),ロバンバLobamba(立法府)。◎住民−バントゥー系スワジ人90%,ズールー人,トンガ人のほか,白人,カラードが少数。◎宗教−キリスト教60%,土着宗教。◎言語−スワジ語,英語(以上公用語)。◎通貨−リランゲニLilangeni(南ア・ラントと等価。複数エマランゲニEmalangeni)。◎元首−国王,ムスワティ3世Mswati III(1968年生れ,1986年4月即位)。◎首相−バーナバス・シブシソ・ドラミニBarnabas Sibusiso Dlamini(2008年10月発足)。◎憲法−2006年2月施行。◎国会−二院制。上院(定員30,任期5年),下院(定員65,任期5年)。最近の下院選挙は2013年9月。◎GDP−26億ドル(2008)。◎1人当りGNP−2430ドル(2006)。◎農林・漁業就業者比率−36%(1997)。◎平均寿命−男49.6歳,女48.3歳(2013)。◎乳児死亡率−55‰(2010)。◎識字率−87%(2008)。    *    *アフリカ南部,南ア共和国とモザンビークとの境界に位置する小王国。内陸国で,西部は平均標高1200mの山地。東部にいくほど低地となっている。年降水量は600〜1300mm。農業,牧畜が主で,主要農産物はサトウキビ,トウモロコシ,米,綿花,タバコなど。林業も盛ん。世界有数のアスベストをはじめ,鉄,金,石炭などの鉱産資源に恵まれ,鉄鉱石は主として日本に輸出する。 1820年ごろ,ズールー人から分かれたスワジ人がこの地に定住し,王国を築いた。1890年英国および南アフリカ連邦の共同保護領となり,ボーア戦争後の1903年英保護領となった。1968年イギリス連邦の一員として独立した。2002年から,国王により任命された憲法起草委員会によって新憲法草案の作成が進められ,2003年5月国王に憲法草案が提出され,同年11月国王に承認された。HIVの感染率(15〜49歳)がきわめて高く,深刻な社会問題となっている。

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世界大百科事典 第2版の解説

スワジランド【Swaziland】

正式名称=スワジランド王国Kingdom of Swaziland面積=1万7364km2人口(1996)=93万人首都=ムババネMbabane(日本との時差=-7時間)主要言語=英語,スワジ語通貨=リランゲニLilangeni(複数エマランゲニEmalangeni)アフリカ南部,南アフリカ共和国とモザンビークに挟まれた内陸の小国。王制をとる。王宮は首都ムババネから約5km離れたロジスレジにある。
[自然]
 国土は,トランスバール高原からモザンビーク平原に下る傾斜部に含まれ,西部のハイ・ベルト(標高1000~1700m)から,ミドル・ベルトを経て,東部のロー・ベルト(200~400m)へと低下する。

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精選版 日本国語大辞典の解説

スワジランド

(Swaziland) アフリカ大陸の南東部、南アフリカ共和国とモザンビーク共和国との間にある立憲君主国。正称はスワジランド王国。一九六八年イギリスの保護領から独立。住民はバンツー系に属するスワジ族。石綿、鉄鉱石、砂糖などを産出する。首都ムババーネ。

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