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スーパーフード すーぱーふーどSuperfoods

知恵蔵miniの解説

スーパーフード

一般的な食品より必須栄養素や健康成分を特に多く含む食品のこと。1980年代の北アメリカスーパーフードという言葉が使われ初め、2004年の『スーパーフード処方箋あなたの人生を変える14の食品』(スティーブンプラット著)などにより一般に広まったとされる。14年1月には一般社団法人日本スーパーフード協会が設立された。同協会は優先的に国内で推奨する「プライマリースーパーフード10」として、スピルリナ・マカ・クコの実(ゴジベリー)・カカオチアシードココナッツアサイー・カムカム・ブロッコリースーパースプラウト・麻の実(ヘンプ)を挙げている。同協会では、16年3月よりスーパーフードの「推奨マーク」制度を始めることを発表、会員企業の商品を同協会が審査してそのパッケージにマークの使用を承認する。

(2015-12-10)

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デジタル大辞泉の解説

スーパー‐フード(super food)

健康に有益と考えられている、ビタミンミネラルアミノ酸などの栄養分を多く含む食品。特に厳密な定義はないが、人類が食してきた歴史の長い、植物由来のものを指すことが多い。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

スーパーフード
すーぱーふーど
superfood

おもに植物由来の健康食品に関するマーケティング用語の一つ。人が一般的に摂取している食品よりも、低カロリーでありながら、必須(ひっす)栄養素や健康によいとされる栄養分を豊富に含む食品の総称として用いられている。果実の場合はスーパーフルーツともいう。1980年代にアメリカやカナダで機能性食品や栄養補助食品の一種として、抗酸化作用や健康を維持するうえで優れた特性をもつ果実や野菜が注目され、これらがスーパーフードやスーパーフルーツの名で広まった。2000年以降、アメリカでスーパーフードを紹介した書籍が出版されたり、セレブリティ(著名人)が好む食品として世界的に話題になるなど、世界各地の珍しい品種のスーパーフードが次々と紹介されるようになった。日本でもザクロやアサイーをはじめ、オセアニアのノニ(和名はヤエヤマアオキ)、東南アジアのマンゴスチンなどがスーパーフードとして知られるようになり、その食材から加工食品までが、広く市場で販売されている。
 しかし、スーパーフードは健康に効果があるとされる成分を多分に含んでいるものの、それを摂取した場合の具体的な効果や摂取すべき量などの点で、科学的根拠をもたないことが多い。また、スーパーフードということばの定義自体もあいまいな状態である。2014年(平成26)に設立された一般社団法人日本スーパーフード協会では、アメリカやカナダでスーパーフードとされているもののうち、重要とされる品種を「プライマリースーパーフード10」として紹介している。それによると、(1)スピルリナ、(2)マカ、(3)クコの実、(4)カカオ、(5)チアシード、(6)ココナッツ、(7)アサイー、(8)カムカム(果実の一種)、(9)ブロッコリースーパースプラウト、(10)麻の実、となっている。また、同協会では「ジャパニーズ・スーパーフード」として、納豆、味噌(みそ)、甘酒、緑茶を紹介している。これらの食品はいずれも、栄養バランスに優れたものや特定の成分を豊富に含むものである。[編集部]

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