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セメンテーション cementation

翻訳|cementation

デジタル大辞泉の解説

セメンテーション(cementation)

金属の表面層に異種の元素を浸透・拡散させて、表面を硬く、または、さびにくくすること。の表面に炭素をしみ込ませて焼入れする滲炭など。
トンネル・坑道工事などで、湧水を阻止するため、地層裂け目セメントモルタルコンクリートを注入すること。

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大辞林 第三版の解説

セメンテーション【cementation】

岩石の割れ目や軟弱地層にセメントや水ガラスなどを注入して、漏水・湧水を防止したり、地盤を固結安定化すること。セメント注入法。
金属の表面処理法の一種。金属の表面に別の元素を浸透・拡散させて被覆層をつくり、表面を改質して耐蝕性・耐磨耗性などを高める方法。 → 滲炭しんたん

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

セメンテーション
せめんてーしょん
cementation

金属材料の表面層に異種の原子をしみ込ませて、表面部を硬く、あるいは錆(さ)びにくくする方法であって、拡散浸透めっきともいう。
 金属の表面処理としては、このほかに、電気めっき、真空蒸着、セラミックコーティングなどがあるが、これらは材料の外表面に金属や酸化物の皮膜を形成させる方法である。これに対してセメンテーションは、金属材料自身を加熱し、異種原子をしみ込ませて、表面層そのものを改質する方法であって、内部との結合が強固な表面層が得られる。鉄の表面から炭素原子をしみ込ませ、焼入れによって表面層だけを硬くする浸炭法は、セメンテーションの代表例であり、また、鉄の表面からクロム、亜鉛、アルミニウムなどをしみ込ませて、錆びにくく、また酸化しにくくする方法も、古くから実用されてきたセメンテーションである。
 セメンテーションを行うには、しみ込ませようとする元素を含む粉末の中に材料を埋めて加熱し、蒸気と材料とを反応させる物理的方法や、金属粉末と塩化アンモニウムの混合物中に水素を流し、発生する金属塩化物と材料とを反応させる化学的方法など、各種の方式が考案されている。[西沢泰二]

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