デジタル大辞泉 「セル」の意味・読み・例文・類語
セル(cell)
1 細胞。
2 スプレッドシート(表計算ソフト)の、ます目の一つ。
3 携帯電話やPHSなどの移動体通信における、基地局の電波が届く範囲(通信可能エリア)のこと。
4 電池。「フューエル
5 ⇒セルモーター
6 「降水セル」の略。
翻訳|cell
梳毛(そもう)織物の一種。単(ひとえ)の和装地で1899年,愛知県下で初めて織られた。セルはサージsergeが語源らしいが別種。平織がほとんどで二幅(75cm)に織って用いた。一部に綾や斜子(ななこ)織がある。経緯糸ともに梳毛双糸使い,緯糸のみに単糸使いがあり,とくに撚搦糸(よりからみいと)(杢糸(もくいと)),強撚糸(きようねんし)が多用されるのが特徴である。しわになりにくく着やすいため平常の合着に向く。無地,縞,霜降り,みじん柄が多い。解絣(ほぐしがすり),経絣,緯絣,抜染など,特殊な技法のものもある。着尺のほかに袴地,コート地に使われる。セル機業は愛知県を中心に発展し,大正から昭和13年ころまで大流行が続いた。ほかに袷(あわせ)着尺用のウールラインや白加工地のアムンゼン,綿セル,絹セルなど種々あった。現在もわずかであるが市場にみられる。
執筆者:宮坂 博文
ハンガリー出身のアメリカの指揮者。ウィーンで育ち,青年時代は作曲もしたが,やがて指揮活動に専念するようになる。1920年代はベルリン国立歌劇場指揮者およびベルリン高等音楽学校教授として活動。第2次世界大戦の勃発と同時にアメリカに移る。42年から約5年間メトロポリタン歌劇場の指揮者を務めたのち,46年クリーブランド管弦楽団の音楽監督となり,没年までこの地位にあった。なお69年からニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団の芸術顧問兼客演指揮者でもあった。古典派,ロマン派の作品に加えてバルトークやW.ウォルトンの作品の演奏にも定評があった。1970年に来日。
執筆者:後藤 暢子
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…これら企業の新工場では力織機の普及が進んで国内のモスリン生産は著しく増加し,第1次大戦(1914‐18)直前には輸入モスリンを駆逐するほどになった。モスリンの流行によって和服用セル(セルジス)の需要も高まり,愛知県の尾西地方でセル生産が盛んになった(〈尾西織物〉の項参照)。ついで第1次大戦中はヨーロッパからの毛織物輸入が途絶えたうえ,ロシアからの軍需用服地の大量注文もあって,毛織物工業はいっそう発展した。…
※「セル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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