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センダングサ センダングサBidens biternata

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

センダングサ
Bidens biternata

キク科の一年草。アジアアフリカオーストラリアの暖帯,熱帯に広く分布する。日本では関東以西のやや湿った場所に生え,草丈 50~100cm,葉は1~2回羽状複葉で,小葉には鋸歯がある。下部では対生,上部では互生する。9~11月頃,枝先に黄色の小さな頭状花をつける。頭花には少数の不結実性の舌状花がある。痩果は長さ約 2cmの線形で逆向きの鉤のあるとげが3~4本あり,よく衣服などについて種子を散布する。この属の植物には世界的に雑草となっているものが多く,日本にもアメリカセンダングサ B. frondosa,コセンダングサ B. pilosaなどが都会地や暖地の海岸に帰化している。

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百科事典マイペディアの解説

センダングサ

キク科の一年草。関東以西の日本,南アジア,オーストラリア,アフリカの温〜熱帯に分布し,やや湿った場所にはえる。茎は高さ25〜150cm,葉は1〜2回羽状複葉。9〜11月,小枝の先に径7〜10mmの黄色の頭花を開く。

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世界大百科事典 第2版の解説

センダングサ【Bidens biternata (Lonr.) Merr.et Sherff】

旧世界の暖帯~熱帯に分布し,日本では関東以西のやや湿った草原や溝べりなどに生えるキク科の一年草。茎は直立し,高さ30~150cm,やや四角で,葉とともに微毛がある。上葉は互生し,下葉は対生する。ともに葉には柄がある。葉は1~2回の羽状複葉で,頂小葉は卵形で先が鋭くとがり,縁に細かな鋸歯がある。9~11月,数多く分枝した小枝の先に黄色の頭花をつける。頭花は筒状花と舌状花とからなる。舌状花は1頭花に0~5個あるが結実しない。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

センダングサ
せんだんぐさ / 栴檀草
[学]Bidens biternata (Lour.) Merr. et Sherff

キク科の一年草。茎は直立し、高さ30~150センチメートル。葉は下部では対生し、上部では互生する。9~11月、小枝の先に雌性と両性の黄色の小花からなる頭花をつける。雌花は舌状花で結実せず、両性花は管状花で結実する。痩果(そうか)は線形で扁四稜(へんしりょう)形、先端に3、4個の芒(のぎ)がある。この芒には逆向きの小さい刺(とげ)があって、衣服につくと離れにくい。やや湿った草地や溝の縁に生え、本州中部地方以南に生育し、さらにアジア、アフリカ、ヨーロッパの熱帯、亜熱帯に広く分布する。名は、葉がセンダンに似ていることによる。近縁種で、葉が細かく切れ込んだコバノセンダングサB. bipinnata L.はセンダングサほど多くない。[小山博滋]

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