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ソビエト大百科事典 ソビエトだいひゃっかじてんBol'shaya Sovetskaya Entsiklopediya

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ソビエト大百科事典
ソビエトだいひゃっかじてん
Bol'shaya Sovetskaya Entsiklopediya

旧ソ連が国家的事業として刊行した百科事典発行所モスクワの国立ソビエト大百科事典出版所。第1版は 1925年から出版されはじめ,第2次世界大戦後の 47年に完結した。全 65巻。第2版は全 53巻で 49~60年に刊行され,第3版は 70年から刊行された。マルクスレーニン主義に立脚して編集・記述されており,スターリン時代,フルシチョフ時代などの政治情勢も内容に大きく影響している。

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百科事典マイペディアの解説

ソビエト大百科事典【ソビエトだいひゃっかじてん】

ソ連時代ロシアの代表的百科事典。略称BSE。1926年―1947年全65巻を刊行。完結と同時に第2版の編集が始まり1950年―1960年に索引とも全53巻が完成。
→関連項目百科事典

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世界大百科事典 第2版の解説

ソビエトだいひゃっかじてん【ソビエト大百科事典 Bol’shaya Sovetskaya Entsiklopediya】

ソ連邦共産党中央委員会と閣僚会議の決定に基づいてモスクワの〈ソビエト百科事典出版所〉が刊行した総合的百科事典。内容は国際的だが党・政府の公的見解を含み,ソ連邦に関する重要な情報源である。これまでに,三つの版がある。(1)初版 1926‐47年刊。65巻。別巻ソ連邦〉1冊。累計8万部発行。項目数6万5000。事典出版のため株式会社(後に改組)を設立し,30巻の予定で巻数順に刊行を始めたが,激動の歴史のなかで,ブハーリンを筆頭とする編集陣も失脚・粛清・死亡などによりつぎつぎに変わり(変わらなかったのは編集主幹O.Yu.シミットただ1人),刊行の遅れを取り戻すため最終巻からも逆順に並行して出版するなどの曲折をへて,21年後予定巻数を倍以上超過してようやく完結した。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ソビエト大百科事典
そびえとだいひゃっかじてん
Большая Советская Энциклопедия Bol'shaya Sovetskaya Entsiklopediya

ソ連を代表する百科事典。[彌吉光長・宮本立江]

第一版

ソビエト政府は革命の成功後、国内はもとより国際的にも、ソ連の政治、経済、文化などを正しく理解させるために百科事典の出版を決定。コム・アカデミー自然科学部長オットー・ユリエビチ・シュミットが編集長となった。1926年に発行を開始、建設と戦争との激動期を乗り切って、47年に65巻・別巻1を完成。項目数は6万5000余であった。[彌吉光長・宮本立江]

第二版

スターリン時代の末期のいわゆる「血の粛清」によって、トロツキー、ブハーリン、ラデックら多くの反対派の政治家が殺され、政治状勢がまったく変わった。そのため、新しく計画し直し、バビロフSergei Ivanovich Vavilov(1891―1951。のちにはB・A・ブベデンスキー)が編集長となり、1950~58年に50巻・索引(2巻)を完成した。これは大項目中心で、多くの小項目を加え、総項目は約10万であった。[彌吉光長・宮本立江]

第三版

国際政治・経済状勢と科学技術の進歩を取り入れた第三版をA・M・プロホロフ編集長のもとに発行、1971~78年の間に30巻、項目数10万を刊行した。また、81年に索引を追加発行した。さらに、アメリカ(ニューヨーク)ではマクミラン社がこれを英訳し、『Great Soviet Encyclopedia』31巻(1973~79、索引は1983)として発行した。
 ソ連崩壊後はロシア連邦で『ロシア大百科事典』Большая Российская Энциклопедия/Bol'syaya Rossiyskaya Entsiklopediya12巻が刊行された(1998~2003)。[彌吉光長・宮本立江]

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