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ソユールガール ソユールガールsoyūrghāl

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ソユールガール
soyūrghāl

15世紀以降,チムール朝サファビー朝などイランや中央アジアのイスラム国家において行われた封建的食邑。この語は元来モンゴル語起源で,「恩賜」を意味する。俸給的な性格をもつトゥユールに対して,免税の特権を有する世襲の食邑をいい,イクターの語に代って用いられた。

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世界大百科事典 第2版の解説

ソユールガール【soyūrghāl】

14~18世紀のイランでみられた土地所有の形態。この言葉の語源は12~13世紀のモンゴル語〈ソユルガルsoyulghal〉に求められる。チンギス・ハーンの孫フレグがイランにイル・ハーン国(1258‐1353)を建国するに伴い,この言葉は外来語としてペルシア語に借用され,母音が長音化した。元の意味は,遊牧分封制において,貴族層が,彼らに臣従を誓い,主従関係を結んで家臣になった者に対して,軍事奉仕の代償として与えた封,恩賞,特権を表す。

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