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ソンニーノ ソンニーノ Sonnino, Giorgio Sidney

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ソンニーノ
ソンニーノ
Sonnino, Giorgio Sidney

[生]1847.3.11. ピサ
[没]1922.11.24. ローマ
イタリアの政治家。外交官として出発したが,すぐに研究生活に移り,1870年代にトスカナとシチリアの農村生活に関する貴重な調査結果を発表した。 80年下院議員となり,93~96年蔵相のポストに就任して重要な財政改革を行なった。

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世界大百科事典 第2版の解説

ソンニーノ【Giorgio Sidney Sonnino】

1847‐1922
イタリアの政治家。トスカナの富裕なユダヤ人の家に生まれ,ピサ大学を卒業。1873年外交官の職を辞して,政治・経済の研究に専念。76年には有名なシチリア農業事情に関する調査を,L.フランケッティとともに行う。78‐82年,雑誌《ラッセーニャ・セッティマナーレ》を主宰。80年下院議員となり,93‐96年大蔵大臣と国庫大臣を経験する。台頭する社会主義カトリックの両勢力に対抗して現体制を救済するためには,行政権の強化が必要というのが,保守的自由主義者たる彼の政治姿勢であった。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ソンニーノ
そんにーの
Giorgio Sidney Sonnino
(1847―1922)

イタリアの政治家、男爵。外交官として諸外国に駐在したのち、社会問題の研究に転じ、友人のL・フランケッティとともにトスカナとシチリアについての農業調査を発表(1875~1876)、また南部問題を含む社会問題に対する穏和な改革を目ざした週刊評論誌『ラッセーニャ・セッティマナーレ』を創刊(1878)。その後下院に入り、クリスピ政府の下で大蔵次官、財務相(1893~1894、1894~1896)を務めた。社会主義とカトリックという左右の大衆運動の圧力による世紀末の危機に際しては、中道右派(保守的自由主義)の頭脳として国家の執行権の強化を提唱したが、20世紀に入るとローマの有力日刊紙『ジョルナーレ・ディタリア』を創立して反ジョリッティの論陣を張り、二度首相の地位についた(1906、1909~1910)。第一次世界大戦勃発(ぼっぱつ)時には三国同盟維持に傾いていたが、サランドラ政府の外相に迎えられる(1914.11)と協商国側にたつイタリア参戦の政府当事者になった。大戦中から1919年まで外相の地位にとどまり、パリ平和会議にも参加。イタリア最初のプロテスタント首相であり、終生独身の学究であった。[重岡保郎]

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