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タケニグサ

百科事典マイペディアの解説

タケニグサ

本州〜九州,東アジア山野荒地や裸地に多いケシ科の大型多年草。全体に粉白色を帯び,傷をつけると黄汁を出す。茎は太く直立し,中空で高さ1〜2m。葉は広卵形で羽状に中裂し,長さ30〜40cmに達する。

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世界大百科事典 第2版の解説

タケニグサ【plume poppy】

伐採地や崩壊地の先駆種となり,都市の空地にも侵入するケシ科の大型多年草(イラスト)。本州,四国,九州,中国,台湾に分布する。チャンパギクの異名もあるが,インドシナには分布しない。中空の太い茎が直立し,高さ1~2mに及ぶ。全体に粉白を帯び,切ると橙黄色の汁が浸出する。この汁はプロトピンprotopineを主とするアルカロイドを含み,有毒。葉は互生し,大型で長さ30cmになる。広卵形で掌状に中裂し,裏面は白色。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

タケニグサ
たけにぐさ / 竹似草・竹煮草
[学]Macleaya cordata (Willd.) R. Br.

ケシ科の多年草。高さ1~2メートル。茎を切ると黄色い汁が出る。葉は互生し、広卵形で掌状に中裂し、裏面に白毛を密生する。6~8月、大形の円錐(えんすい)花序をつくり、多数の白色花を開く。花弁はなく萼片(がくへん)は2枚で白色。雄しべは多数、雌しべは1本。果実は扁平(へんぺい)(さくか)で垂れ下がる。日当りのよい所に生え、本州から九州、および中国に分布する。植物体にアルカロイドを含み、かつてはウジの殺虫に利用した。名は、中空の茎がタケに似るという説、本種とタケをいっしょに煮るとタケが柔らかくなるからという説がある。ほかにササヤキグサ、チャンパギクの異名がある。ヨーロッパでは園芸植物となっている。[寺林 進]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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