デジタル大辞泉
「タブレット」の意味・読み・例文・類語
タブレット(tablet)
1 錠剤。錠菓。
2 木・象牙などの薄板に文字を書いたもの。標札、書板などの類。
3 鉄道の単線区間で、1区間に1列車のみの通行を認めるものとして、発駅の駅長が運転乗務員に交付する金属製の通行票。通票。
4 「ペンタブレット」の略。
5 「タブレット型端末」の略。
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タブレット
〘名〙 (tablet)
① 鉄道で、単線区間の列車の衝突事故を防止し、列車の安全な運行を保つために用いられる通票。金属製で円形。一区間に通票は一つだけと定められており、乗務員はそれを受けとらなければ列車を進行させることができない。
② 錠剤。
※卍(1928‐30)〈
谷崎潤一郎〉二九「小っちゃい方のタブレットやったら一ト箱飲んでも死ねへん云ふし」
③ 木や象牙などの薄板に文字を書いたもの。書板、標札などの類。〔外来語辞典(1914)〕
※読書放浪(1933)〈
内田魯庵〉東西愛書趣味の比較「
バビロン、アッシリヤの瓦版
(タブレット)」
④ コンピュータで、図形作成やメニュー選択に用いる板状の
入力装置。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
タブレット
〈小板〉の意。薬の錠剤などもさす。鉄道では単線区間で用いる通票のこと。
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タブレット
コンピューターの入力装置のひとつ。板状のボードの上に、スタイラスペンと呼ばれる専用のペンで描くと、その軌跡の座標情報がコンピューターに入力される。普通のペンと同じ感覚で文字や絵を画面上に描ける。筆圧を読み取れる機能を持ったものを筆圧感知式タブレットと呼び、絵筆のような自然なタッチの絵画や毛筆のような文字を表現できる。各種のファンクションキーを備えたものや、指先でのタッチ入力にも対応し、タッチパッドとして使える製品もある。なお、この機能を高精度化して、CADの分野で利用されているものをデジタイザーと呼ぶ。
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タブレット
板状の機器のことです。「スレート」と呼ばれることもあります。パソコン関連では次の2つを指します。ひとつは、本体と液晶画面が一体の薄い板状になっていて、画面を直接タッチして操作する情報機器のことです。アップルのiPadが代表格です。ウィンドウズ8はタッチ操作も想定して開発されており、タブレット型の機器も増えてきました。もうひとつは、ペンと板がセットになった「ペンタブレット」のことです。
⇨Surface、コンバーチブルPC、
ペンタブレット
出典 (株)朝日新聞出版発行「パソコンで困ったときに開く本」パソコンで困ったときに開く本について 情報