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ダンピア ダンピアDampier, William

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ダンピア
Dampier, William

[生]1652. サマセット,イーストコーカー
[没]1715.3. ロンドン
イギリスの航海者。東インド諸島で交易に従事したのち,1678年より南アメリカの西海岸から太平洋にかけて海賊として活躍。 88年オーストラリアに立寄り,91年帰国。 99年海軍の命令でオーストラリアへ向い,オーストラリア沿岸,ニューギニア,ニューブリテン島を探検した。ダンピア諸島,ダンピアランドは彼にちなんで命名された。 1708~11年 W.ロジャーズの水先案内人として世界周航に参加し,その途中ロビンソン・クルーソーのモデルとされるアレクサンダー・セルカーク (1676~1721) を救出。『世界周航記』 Voyage round the World (1697) の著作を残した。

ダンピア
Dampier

オーストラリア,ウェスタンオーストラリア州北西部,ピルバラ地方の鉄鉱石積出港。同地方の鉄鉱石開発に伴い 1966年に建設された。トムプライスおよびパラバドゥーからの鉄鉱石を日本などに輸出している。塩田もある。人口 2201 (1986) 。

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デジタル大辞泉の解説

ダンピア(William Dampier)

[1652~1715]英国の航海者。1699年から1701年にかけて海軍の命令でオーストラリア周辺海域を探検、ダンピア諸島などを発見。1708年から1711年にかけては世界周航を行った。著「新世界周航記」など。

ダンピア(Dampier)

オーストラリア、西オーストラリア州北西部の港町。1960年代に内陸部で採掘された鉄鉱石の積出港として建設。製塩も盛ん。名称は17世紀に同地を訪れた英国の航海者ウィリアム=ダンピアにちなむ。

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百科事典マイペディアの解説

ダンピア

英国の航海者,海賊。若くしてニューファンドランド,ジャマイカなどに行き,次いで中南米で海賊を働く。1699年―1700年英海軍の命を受けてオーストラリア周辺,ニューギニア,ニューブリテン島を探検,ダンピア諸島,ダンピア海峡を発見。

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世界大百科事典 第2版の解説

ダンピア【William Dampier】

1652‐1715
イギリスの海賊。カリブ海および極東海域で海賊として活躍し,オーストラリア北西岸,スマトラを経て母国に帰った。この間の航海と冒険の記録は《新世界周航記》(1697),《航海とその記録》(1699)として刊行され,知識人の南海への博物学的関心を高めた。イギリス海軍はこの著作を高く評価し,ダンピアにオーストラリア周辺の探検を命じた。1699‐1700年の航海で,オーストラリア東岸に至ることはできなかったが,彼の名が与えられたダンピア海峡を通過して,ニューブリテン島とニューアイルランド島とがオーストラリア大陸と陸続きではないことを明らかにした。

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大辞林 第三版の解説

ダンピア【William Dampier】

1652~1715) イギリスの航海者。海賊として活躍し、海軍の命でオーストラリア周辺を探検。著「新世界周航記」「航海とその記録」

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