チェンバリン(英語表記)Chamberlin, Edward Hastings

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

[生]1899.5.18. アメリカ,ワシントン,ラコナー
[没]1967.7.16. アメリカ,マサチューセッツ,ケンブリッジ
アメリカの経済学者。アイオワ州立大学卒業,ミシガン大学で修士,1927年ハーバード大学で博士号取得。ミシガン大学講師を経てハーバード大学に移り,37年教授,39~43年同大学経済学部長,48~58年同大学経済学機関紙"Quarterly Journal of Economics"編集長。彼の名を有名にしたのは主著『独占的競争の理論』 The Theory of Monopolistic Competition (1933) で,従来の理論では叙述的分析に放置されていた完全競争理論と完全独占 (および複占) の中間領域に生産物差別化という考えを中心に新たな理論的分析用具を導入して独自の独占的競争の理論を打立てた。同じ 33年に刊行された J. V.ロビンソンの『不完全競争の経済学』と並んでのちの経済学に大きな影響を与えた。ほかに編著"Monopoly and Competition and Their Regulation" (54) ,論文集"Towards a More General Theory of Value" (57) などがある。

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