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チシマギキョウ(千島桔梗) チシマギキョウCampanula chamissonis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

チシマギキョウ(千島桔梗)
チシマギキョウ
Campanula chamissonis

キキョウ科の小型の多年草。北半球の寒帯と高山帯に分布する。日本では北海道と本州中部以北の高山の岩礫地に生える代表的な高山植物の一つである。根茎は細長く横にはい,倒披針形ないしへら形の根出葉を多数つける。葉質は厚く光沢があり,葉脈は上面でくぼむ。夏に,高さ5~10cmの茎を伸ばし,先端に広い鐘形の紫色の花を1個横向きにつける。花冠は先端が5裂し,内側に長毛を生じる。和名は千島で最初に見つけられたことによる。同じく高山植物として知られるイワギキョウ C. lasiocarpaによく似ているが,イワギキョウは花冠が短く,やや上向きに咲き,また本種のように内側に長毛を生じない。

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