コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

チシマギキョウ

百科事典マイペディアの解説

チシマギキョウ

キキョウ科の多年草。本州中部以北,北海道の高山の砂礫(されき)地にはえ樺太アラスカにも分布する。株立ちとなり,高さ10cm内外。根出葉倒披針形で柄があり,茎には小型の葉が互生する。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

チシマギキョウ
ちしまぎきょう / 千島桔梗
[学]Campanula chamissonis Fedoror

キキョウ科の多年草。根出葉は倒披針(とうひしん)形から長楕円(ちょうだえん)形で光沢があり、縁(へり)に波状の浅い鋸歯(きょし)がある。茎は高さ5~15センチメートル、8月に紫色花を1個横向きに開く。花冠は鐘形で先は広がって5裂し、内面に長い白毛がある。萼片(がくへん)は三角状広披針形、ほぼ全縁で、長い軟毛がある。高山帯の岩隙(がんげき)や風衝草原に生え、中部地方以北の本州、北海道、および樺太(からふと)(サハリン)、千島、アリューシャン、アラスカに分布する。名は、最初の採集地である千島に由来する。[高橋秀男]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

世界大百科事典内のチシマギキョウの言及

【イワギキョウ】より

…花冠の長さ2~2.5cm,裂片に毛がない。これに似たチシマギキョウC.chamissonis Fedorovも高山植物で,アレウト列島から本州中部に分布する。花冠は大きく長さ3~3.5cm,裂片に長軟毛をつけ,萼裂片には歯牙がない。…

※「チシマギキョウ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

チシマギキョウの関連キーワードイワギキョウ(岩桔梗)斜里岳道立自然公園アリューシャンイワギキョウカンパニュラキキョウ科高山草原

今日のキーワード

優曇華

《〈梵〉udumbaraの音写「優曇波羅」の略。霊瑞、希有と訳す》1㋐インドの想像上の植物。三千年に一度その花の咲くときは転輪聖王が出現するという。㋑きわめてまれなことのたとえ。2 クサカゲロウ類が産...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android