コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

チドメグサ

百科事典マイペディアの解説

チドメグサ

セリ科の多年草。本州〜沖縄,東南アジアオーストラリアなどに広く分布し,平地に普通にはえる。暖地では常緑。茎は細く,地上をはい,節からひげ根を出す。葉はまるく,縁は浅く裂け,上面にはつやがあり,柄は長い。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

チドメグサ
ちどめぐさ / 血止草
[学]Hydrocotyle sibthorpioides Lam.

セリ科の多年草。茎は長く地面をはう。葉は円形で径約1.5センチメートル、浅く切れ込む。托葉(たくよう)は質が薄く、すぐに腐る。6~10月、葉のわきから1本の花序の柄を出して先端に頭状の散形花序をつくり、小さな白色花を密に開く。花序の柄は葉柄より短く、地表に広がる葉に隠れて目だたない。果実は球形で細い稜(りょう)がある。本州から沖縄の人家の庭や道端に普通に生え、アジアの熱帯地域に広く分布する。葉をもんで、その汁を傷口につけると血が止まるといわれるので、この名がある。
 チドメグサ属はツボクサ属などとともにチドメグサ亜科を構成し、単散形花序と単葉をもつ、セリ科のなかでも原始的な一群で、世界の熱帯を中心に約100種分布する。[門田裕一]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

チドメグサの関連キーワードノチドメ(野血止)オオバチドメオオチドメツボクサ野血止匍匐茎提灯草セリ科芝生銭草鏡草蛭草鶉草

今日のキーワード

処暑

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の7月中 (7月後半) のことで,太陽の黄経が 150°に達した日 (太陽暦の8月 23日か 24日) に始り,白露 (9月8日か9日) の前日までの約 15日間であ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android