コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

チャイティヤ チャイティヤ caitya

3件 の用語解説(チャイティヤの意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

チャイティヤ
チャイティヤ
caitya

漢訳経典では制底,支提,招提,制多などと記す。インドにおいて仏教の祠堂,すなわち内部にストゥーパ (仏塔) または仏像が安置された建物または石窟をいう。古くは尊崇対象そのもの,たとえば聖樹,聖殿,聖塔,聖像などをさしたが,次第にそれらが存在する場所,安置された施設をいうようになった。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

チャイティヤ

古代インドの仏教寺院建築の一様式。元来礼拝供養の対象一般を意味し,仏教ではストゥーパと同義にも用いたが,美術では,ストゥーパを本尊とし,細長い馬蹄(ばてい)形のプランをもつチャイティヤ堂をいう。
→関連項目アジャンター

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

チャイティヤ【caitya】

古代インドで礼拝対象一般を指すサンスクリットパーリ語ではcetiya,漢訳は制多,制底,支提など。〈火葬のための積み上げられた薪〉を意味するという説もあるが,その原義は明らかでなく,礼拝対象,ことに精霊が宿る聖樹を意味することが多い。さらに礼拝対象をまつる場所(霊廟)もチャイティヤと呼んだ。また初期の仏教徒の主たる礼拝対象であるストゥーパを指すこともある。チャイティヤ堂caitya‐gṛhaとはストゥーパを本尊とする祠堂であり,西部インドの仏教石窟寺院は祠堂と比丘の止住するいくつかの僧院とで構成された。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のチャイティヤの言及

【ストゥーパ】より

…パーリ語でトゥーパthūpa,中国や日本では窣堵波,卒塔婆(そとば),塔婆,塔,浮図(ふと)などといい,スリランカではダーガバdāgaba(遺骨を納める所を意味するdhātugabbhaの転訛)とも呼ぶ。また礼拝対象一般を指すチャイティヤと同義とされることもある。英語パゴダpagoda(フランス語pagode,ドイツ語Pagode)は東洋の高塔状宗教建造物,特にビルマ式のストゥーパを指す。…

※「チャイティヤ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

チャイティヤの関連キーワードカルハナコールブルックサンスクリット劇サンスクリット語ストゥーパベーダヤバナサンスクリーンクリームセカンドスクリーンサンダンス

今日のキーワード

災害派遣

天災地変その他の災害に際して,人命または財産の保護のために行なわれる自衛隊の派遣。災害出動ともいう。都道府県知事などの要請に基づいて,防衛大臣が派遣することを原則とするが,特に緊急を要する場合,要請を...

続きを読む

コトバンク for iPhone