コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

チャム

デジタル大辞泉プラスの解説

チャム

サンリオのキャラクターシリーズ「チアリー チャム」のメインキャラクター。白いウサギの女の子。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

百科事典マイペディアの解説

チャム

インドシナ半島のベトナムとカンボジアに散在する人びと。約10万人で,仏教徒またはイスラム教徒。杭上(こうじょう)家屋等に住み,農業,漁業を営む。2世紀にチャンパを建設した人びとの子孫。
→関連項目チャム語フエベトナム

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典 第2版の解説

チャム【’cham】

跳舞ともいう。ラマ教寺院の法会の際に行われる舞踏。その形式には仏陀を供養するための供養舞,寺廟建立の地鎮のための地舞,降魔招福のための降服舞の3種がある。演者はみなラマ僧で,いずれも鬼面,獣面,神仏面を被り,相応の衣装を着て器楽の音に合わせて舞踏する。規模には3種あり,大は演者300人,中は75人,小は10人あるいは1人でも行うことができるが,中の75人で行うのが普通である。【若松 寛】

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

チャム
ちゃむ
Cham

ベトナム南部の山岳地帯とカンボジアのメコン川流域に住む民族。チャム人は2世紀末から17世紀末までベトナム南部にチャンパ王国(林邑(りんゆう)、占城(せんじょう))を建てて栄えたが、ベトナム人に追われ、一部は山地へ、一部はカンボジアに逃れた。チャンパはインド文化の影響を強く受けていたが、カンボジアに入ったチャム人はほとんどイスラム教徒になった。ベトナムに多い非イスラム教徒チャムは、ヒンドゥー教的要素とアニミズム的要素の混ざった伝統的宗教を保持している。カンボジアのチャムは漁師、造船業者、水夫などで活躍し、また農民、商人としてクメール人と共存している。しかし、イスラム教徒であることが、彼らの民族的独立性の維持を助けている。
 ベトナムのチャムはベトナム文化の影響を強く受け、ほとんどベトナム化した人が多いが、高地のチャムは独自の文化をいまも保持している。イネを栽培し、スイギュウ、ニワトリなどを飼っている。出自は母系。[板橋作美]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内のチャムの言及

【チベット族】より

…2月21日から30日にかけてやや小規模の同様の催し,ツォンチューがある。教団の民衆教化の一助にチャムと称する無言の仮面舞踏劇が行われる。4月15日の涅槃会(ねはんえ)当日のグンタン寺や年末のポタラ宮内庭のそれは著名である。…

【ツァガンエブゲン】より

…モンゴル族の間でも福と禄と寿命をつかさどる神とみなされたことに変りがないが,とりわけ家畜の守護神として崇拝された。ラマ教寺院での法会のさいに催される跳舞(チャム,ツァム)では,獰猛な面相の護法神に扮した踊手の演技の後にこのツァガンエブゲンに扮した演者が登場するのが通例で,その軽妙でユーモラスなしぐさが観衆の人気を集め,またその演技中手に持つ杖で触れてもらった人は福と禄と寿命に恵まれると信じられた。ツァガンエブゲン崇拝は内外モンゴル族をはじめ,ブリヤート族やカルムイク族の間にもあり,ラマ教の普及と深い関係があると思われる。…

※「チャム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

チャムの関連キーワードハット・チャイ・ルゥオンÉ.F. エーモニエオーストロアジア語族アウストロアジア語族アウストロネシア語族シンガポール民主党チャンパサック王国シンガポール人民党コンポン・チャムツァガンエブゲンコンポンチャムヘン・サムリントゥアンハイ省ミーソン聖域ワット・プーナムティエンチャウドックアンジャン省ニャチャンエーモニエ

今日のキーワード

MERY

ファッション情報を中心とした女性向けデジタルメディア。運営元は株式会社MERY。2013年、株式会社ペロリによって創設された。同社が株式会社ディー・エヌ・エーの子会社となった14年以降も運営は継続され...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android