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チンゲンサイ ちんげんさい

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食の医学館の解説

ちんげんさい【チンゲンサイ】

《栄養と働き&調理のポイント
 中国中南部が原産地アブラナ科の野菜です。
 わが国へ入ってきたのは十数年前ですが、急速に広がり、中国野菜のなかではもっともポピュラーな存在になっています。
 1年中出回っていますが、春から夏にかけてが旬(しゅん)です。
○栄養成分としての働き
 カロテン、ビタミンCが豊富で、過酸化脂質(かさんかししつ)の生成を抑制し、動脈硬化を予防します。
 活性酸素の活動を抑えるので制がん効果も。Cは抵抗力を高め、かぜ予防だけでなく、シミ・ソバカスを防ぐので美肌にも効果的です。
 カルシウムカリウム、鉄、食物繊維に富むので、骨の強化や高血圧予防、貧血、便秘(べんぴ)予防に役立ちます。
 中華鍋などに少量の湯を沸かし、塩と油を加えてからチンゲンサイを入れて蒸(む)しゆでにすると、うまみが残り、色も鮮やかになります。
 カロテンを効率的にとるには、油を使った調理法、油脂食品といっしょに組み合わせて食べることがおすすめです。

出典|小学館
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百科事典マイペディアの解説

チンゲンサイ

アブラナ科の一年生野菜。中国原産の漬菜の一種で葉柄が肥大する。日本で最もよく栽培されている中国野菜で,1980年代に急速に普及した。生育適温は10〜25℃で,耐暑性が強く,春から秋の栽培に適する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

チンゲンサイ
ちんげんさい / 青梗菜
[学]Brassica campestris L. var. chinensis (L.) Makino

アブラナ科の中国野菜で、ツケナの類。中国読みはチンコンツァイ。別名青茎(青軸)パクチョイ。パクチョイは葉柄が白色だが、本品種は浅い緑色であることから、「青梗(チンコン)」の名がついた。中国では青菜(チンツアイ)ともよばれ、もっとも広く普及している葉菜の一つ。葉は杓子(しゃくし)形で、長さ20~30センチメートル。葉身は倒卵円形で、やや直立、すこし帯粉し、縮れはない。葉柄はやや厚く、基部は茎を抱き、もっとも幅広く、漸次狭まる。花は淡黄色で長さ1.5センチメートル。果実は長さ2~6センチメートルで種子は10~20粒。中国各地で多数の品種があり、生育日数、抽薹(ちゅうだい)の時期、耐寒・耐暑性などに差がある。
 代表的な品種は抽薹期によって二月慢、三月慢、四月慢、五月慢、生育が40~50日と短い矮箕青菜(アイチーチンツアイ)、葉色の濃い青油菜(チンパンユーツアイ)や黒葉四月慢(ヘイイエスーユエマン)、耐暑性のある黒葉中箕(ヘイイエチュンチー)などがある。一般に零下5℃に耐え、日本では80~100グラムで収穫、周年出荷される。葉身、葉柄とも柔らかく、葉柄は歯切れがよく、あくはない。油炒(いた)めや油に通すと、色合いよく仕上がり、煮くずれしにくい。中国の分析では100グラム中、カロチン0.86ミリグラム、ビタミンB10.25ミリグラム、B20.67ミリグラム、C30ミリグラム、鉄1ミリグラムを含む。[湯浅浩史]

文化史

チンゲンサイの基本種はアブラナB. campestris L.で、原産地は従来、地中海地域からパキスタンとされていたが、近年、中国の西南地方の亜高山帯に自生する地(テイーチヤントウ)がその原種であるとの見解が中国で出されている。(ユンタイ)(アブラナの総称)は3世紀の『名医別録』に野菜としてあがるが、カブやカラシナも含めた中国名の(フオン)は約3000年前の『詩経』にすでに取り上げられている。アブラナ類の葉を食用とする類は、中国では菘(ソン)とよばれ、3世紀の『呉録』に名がみえ、陶弘景は5世紀に「菜中有菘、最為常食」と書き、当時すでにもっとも重要な野菜であったことが知れる。[湯浅浩史]

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世界大百科事典内のチンゲンサイの言及

【中国野菜】より

…シャオツァイ(紹菜)(イラスト)はハクサイの一種で細長く,タケノコハクサイといわれるもの。パクチョイ(白菜)は体菜類で変種が多く,白軸と青軸とがあり,青軸の方はチンゲンサイ(青梗菜)(イラスト)と呼ばれる。タアサイ(塌菜)はタクツァイ,タクチョイともいい,日本ではキサラギナ(如月菜)という。…

※「チンゲンサイ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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