テンス(英語表記)Iniistius dea

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

テンス
Iniistius dea

スズキ目ベラ科海水魚全長 30cm内外。体は強く側扁し,体高が高く,背鰭の第1,2棘は第3棘と離れている。両顎先端から 2本ずつ犬歯が突き出ている。体色は美しい紫紅色で,濃赤色の 4本の横帯があり,胸鰭上方の背縁近くに青黒色斑点がある。沿岸性。日本の本州中部から東インド諸島に分布する。

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世界大百科事典 第2版の解説

テンス【Inistius dea】

スズキ目ベラ科の海産魚(イラスト)。全長35cmに達するやや大型のベラ。体高が高く,側扁度が強い。体型が似ているのでアマダイ(串本)とも呼ばれることがある。テンスは三崎,江ノ島での呼名で,テス(関西,四国)ともいう。背びれ第1棘(きよく)は糸状にのび,また第1棘と第2棘は第3棘以下とやや離れ,鰭膜(きまく)もとぎれている。紫紅色,あるいは黄赤色の地色に,不明りょうな4条の濃赤色の横帯が体側にある。背びれの前部約1/3くらいのところの下側に瞳孔大の黒い斑点がある。

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精選版 日本国語大辞典の解説

テンス

〘名〙 (tense) 印欧語などの文法範疇の一つ。動詞の活用によって、その動詞の表わす動作・状態が行なわれる時を示すもの。また、それによって示される現在・過去などの時をいう。時制。時称。
※消息(1899‐1900)〈正岡子規〉「又文章の時間(テンス)は過去に書く人多けれど」

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世界大百科事典内のテンスの言及

【時制】より

…動詞にみられる文法的カテゴリーの一つで,動詞の表す行為・状態などを時間軸上にどう位置づけるかにかかわるものである。日本語で〈時称〉あるいは〈テンス〉とも呼ばれる。伝統文法では,話者の発話の時点を基準にしてそれを現在とし,前後を過去および未来とするシステムがたてられた。…

※「テンス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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