デウシルメ(英語表記)Devşirme

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「デウシルメ」の解説

デウシルメ
Devşirme

オスマン帝国においてキリスト教徒の子供 (8~20歳ぐらい) を3~8年に1度ずつ強制徴用して,イスラム教徒改宗させ,トルコ・イスラム的習慣を身につけさせて宮廷侍従およびイェニチェリとして取立てた制度。特に優秀な者はスルタン側近として仕え,高級官僚になった。 14世紀から行われたこの制度は 17世紀中葉に廃止された。

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旺文社世界史事典 三訂版「デウシルメ」の解説

デウシルメ
dewshirme

オスマン帝国で実施された強制徴用制度
キリスト教徒の子弟を徴用してイスラームに改宗,訓練を施し,宮廷の官吏として登用した。イェニチェリもこの制度の一部門である。15世紀に始められ,やがてこの制度で徴用されたものが,中央行政や軍事の要職につくようになった。

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世界大百科事典 第2版「デウシルメ」の解説

デウシルメ【Devşirme】

オスマン帝国政府が支配下のキリスト教徒,具体的にはアルバニアギリシアブルガリアセルビアボスニアヘルツェゴビナ,さらにはハンガリー方面のキリスト教徒農民の男童・少年を対象として,〈カヌーヌ・デウシルメ〉と称する特定の法規に基づき,所定の手続をふんで,定期的に一定人数の徴用を行う制度。徴用目的は将来オスマン王家に専従・奉仕する宮廷使用人や,吏僚ないしイエニチェリ軍団の要員を補充するための必要措置であった。

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