デュッセルドルフ

百科事典マイペディアの解説

デュッセルドルフ

ドイツ,ノルトライン・ウェストファーレン州の州都ライン川河港をもち,ルール産業地帯を背景にドイツの産業・金融の中枢。多くの日本企業が進出しており,居住日本人の数はドイツ第1位。工業は鉄鋼,ガラス,化学など。オペラ,演劇など文化活動の中心。国際空港がある。16世紀からベルク公国の主都。59万3682人(2012)。
→関連項目レムシャイト

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世界大百科事典 第2版の解説

デュッセルドルフ【Düsseldorf】

ドイツ西部,ノルトライン・ウェストファーレン州ルール地帯の州都。人口57万3000(1995)。ライン川下流の右岸,一部左岸に位置。行政,経済,文化の中心地で,各種行政官庁や大企業の本社,大学や各種アカデミー,美術館・博物館,劇場,文書館等が所在し,芸術の中心地でもある。都心のケーニヒスアレーには高級商店やレストランが並ぶ。多数の日本企業の支店,出張所があり,居住日本人の数はドイツ第1位。郊外に鉄鋼,化学,ガラス工業の大工場がある。

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大辞林 第三版の解説

デュッセルドルフ【Düsseldorf】

ドイツ北西部、ライン川下流の東岸に臨む都市。鉄鋼・ガラス・化学などの工業が盛ん。ハイネの生誕地。ジュッセルドルフ。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

デュッセルドルフ
でゅっせるどるふ
Dsseldorf

ドイツ中西部、ノルトライン・ウェストファーレン州の州都。ライン川下流右岸にある国際的な商業・貿易都市。人口56万9400(2000)。南北の幹線鉄道に沿って位置し、オランダへ向かう鉄道の分岐点をなし、国際空港や河港を備える。そのためドイツのみならず諸外国の諸企業、金融機関が集中している。面積13万平方メートル余の見本市会場があり、婦人服、靴、ボートなど各種の国際見本市が開かれる。また国際会議もしばしば開催され、会議都市としても知られる。ドイツにおける最大の日本企業集積地でもあり、在住日本人数も市および周辺で約9000人余を数え(ドイツ最大)、日本の百貨店やホテルなどのある日本センターが所在する。工業では鉄鋼、機械、車両、電気機器、ガラス、印刷、化学などが行われる。
 市はライン川右岸のデュッセル川が合流する地点にあった漁業集落に始まり、1288年に都市権を得、ベルク侯の居地となった。17世紀にはヨハン・ウィルヘルム選帝侯(1658―1716)が住んでバロック芸術の都として栄え、フランス革命時にはナポレオンによって都市改造がなされ、「小パリ」ともいわれた。19世紀にはドイツ・ロマン主義絵画のデュッセルドルフ派を生み出し、また詩人ハインリヒ・ハイネ(1797―1856)を輩出している。19世紀中葉から工業都市として発展し、1882年には人口10万を超え、1946年に州都となった。
 市の核をなすのは旧市域で、ライン川に接して16世紀の市庁舎、市場広場があり、通りは歩行者専用道路となり、バー、レストランなどが多く、訪問客が絶えない。業務街は旧市の東側を南北に走るブライト通りから東方の新市域にかけてで、その中間にある旧市の堀沿いのケーニヒ大通り(通称ケー)が中心商店街をなす。旧市の北縁に広がる旧宮廷の園地は緑地公園となり、美術館、州博物館、現代絵画館(旧狩猟の館)がある。郊外にはネアンデルタール人出土地や、ヨーロッパ最大規模のミニアチュール公園「ミニドーム」がある。[小林 博]

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精選版 日本国語大辞典の解説

デュッセルドルフ

(Düsseldorf) ドイツの中西部、ライン川右岸の都市。ノルトライン‐ベストファーレン工業地域の中心都市で、重化学工業が発達。また、ライン川の河港や国際空港があり、鉄道・道路も集中し、海外の商社・銀行が多い。

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