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デ・アミーチス デ・アミーチスDe Amicis, Edmondo

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

デ・アミーチス
デ・アミーチス
De Amicis, Edmondo

[生]1846.10.31. オネリア
[没]1908.3.12. ボルディゲーラ
イタリアの小説家,児童文学者。リソルジメント (国家統一運動) 後期の代表的作家。陸軍士官として 1866年の独立戦争に参加,雑誌『イタリア陸軍』を編集した。同誌に発表した作品をまとめた『軍隊生活』 La vita militare (1868) ,紀行『ロンドン思い出Ricordi di Londra (74) のほか,児童文学の傑作『クオレ』 Cuore (86) がある。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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百科事典マイペディアの解説

デ・アミーチス

イタリアの文学者,ジャーナリスト。軍隊生活の体験をつづった作品,紀行文などを書いたが,児童文学作品《クオーレ》で広く知られる。細かな観察から有機的な全体を作りだす構想力に欠け,そのため作品は日記・日誌形式をとることが多かった。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

デ・アミーチス
であみーちす
Edmondo De Amicis
(1846―1908)

イタリアの小説家。リグリア州オネリア(現インペリア)生まれ。14歳でガリバルディの義勇隊に加わろうとして果たせず、職業軍人となり、1866年のプロイセンオーストリア戦争(クストーザの戦い)に出る。また16歳でマンゾーニに自作の詩を送った文学少年であり、処女作『軍隊生活』(1868)の成功を機に軍籍を去り、統一イタリアの首都フィレンツェで文学に専念、『ナツィオーネ』誌を編集した。1874年以降移り住んだトリノの革新的な文学風土、数度の海外旅行などが民衆や年少者、社会主義に対する目を開かせた。自伝的要素、訓話、寓話(ぐうわ)などを用いた大衆的な手法、マンゾーニに倣った平易な文体などにより、当時もっとも読まれた作家の1人である。代表作『クオレ』(1886)のほかに、移民問題を扱った『洋上にて』(1889)、教育問題に取り組んだ『ある教師の物語』(1890)のほかに、多くの旅行記、評論集などがある。[望月紀子]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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