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トレニア Torenia fournieri; torenia

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

トレニア
Torenia fournieri; torenia

ゴマノハグサ科の一年草。和名ハナウリクサ。熱帯アジア原産で観賞用に栽培される。茎は高さ約 20cmでよく分枝する。6月から 10月まで,腋生または頂生の総状花序をなして次々とらっぱ状の小花を横向きにつける。花冠は青色で紫斑がある。左右対称花で,一見スミレの花に似ているのでナツスミレの和名もある。一度栽培するとこぼれ種子で毎年育つ。大輪種,白花種などの園芸品種がある。

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百科事典マイペディアの解説

トレニア

ハナウリクサとも。インドシナ原産のゴマノハグサ科の一年草。4月上旬に種をまき,8〜10月に開花。秋の花壇に向く。草たけは20〜30cmで,葉は卵形。頂生または腋生の花は唇形(しんけい)で,花筒と上唇は淡藍色,紫青色で3裂した下唇の中裂片の基部に濃黄色の斑紋がある。

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世界大百科事典 第2版の解説

トレニア【Torenia fournieri Lindl.】

ゴマノハグサ科の草本植物で,ふつう花壇や鉢植えに栽培される。和名をハナウリクサという。草丈20~25cm。株はよく分枝して直立し,茎は四角,葉は尖卵形で対生する。秋には茎の上部の葉腋(ようえき)に紫青色または乳白色の花をつけ,一面に咲くと美しい。花は不明りょうに合着した淡青色の2枚の花弁が上唇弁となり,下唇弁は濃紫青色の3枚が明りょうに合着して成り立ち,花喉部に黄色の斑紋がある。めしべは接触すると閉じる。

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大辞林 第三版の解説

トレニア【Torenia】

ゴマノハグサ科の一年草。インドシナ原産。観賞用に栽培。高さ20~30センチメートル。葉は対生し、卵形で緑色のちに帯紫褐色。夏から秋、紫青色の唇形花をつける。ナツスミレ。ハナウリクサ。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

トレニア
とれにあ
[学]Torenia fournieri Lind.

ゴマノハグサ科の一年草。インドシナ原産。和名はハナウリクサ(花瓜草)という。またスミレに似た草姿からナツスミレともいう。茎は4稜(りょう)があり、高さ25~30センチメートル、下部からよく分枝し、1株で30センチメートル平方に広がる。葉は対生し、卵形で緑色であるが、のちに紫褐色を帯びる。花は唇形で、上唇は淡青色で不明瞭(ふめいりょう)に2枚合着するが、下唇3枚ははっきり分かれ、ビロード状の紫青色で中央の基部に黄色の斑点(はんてん)がある。白色花の変種もある。種子は小魚の卵のように微細なので、厚播(あつま)きにならないよう注意する。一度栽培すると、こぼれ種で何年か芽生えるほどじょうぶである。春播きであるが、6月ころの遅播きにして、秋口の花壇または鉢植え用としても楽しめる。[山口美智子]

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