翻訳|drum
太鼓のことで、膜鳴楽器のほぼすべてが含まれるが、一部の民族音楽において用いられているスリット・ドラム(割れ目太鼓)のように、体鳴楽器でもこの名のついているものがある。
[藤田隆則]
ドラムの複数形であるドラムズ(日本では普通、ドラムスとよんでいる)は、ジャズやロック・ミュージックなどで用いられるドラム・セットのことをさし、これにはベース・ドラム、スネア・ドラム、トム・トムなど円筒形の膜鳴楽器のほかに、シンバル、ハイハット・シンバルなどの体鳴楽器も含む。以上の各楽器が1個ずつないし複数個置かれて、1人の奏者が両手に持った桴(ばち)(スティック)またはワイヤ・ブラシで演奏する。なお、ベース・ドラムは通常、ペダルを踏んで鳴らし、ハイハット・シンバルも足踏みペダルによって打ち合わせて鳴らす。近年ではシンセサイザー・ドラムと称して、打音を電気信号に変換してさまざまな音色を生成していくドラムズも多用されるようになった。
[藤田隆則]
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…アフリカの民俗の中では,月・実り・母などの女性的象徴,太陽・再生などの男性的象徴となっているほか,一個の人格と同様に扱われて食物や犠(いけにえ)がささげられたり,悪霊払いにも広く用いられている。世俗的な用途としては権力の象徴として戦場に持ち出され,管楽器とともに用いられて軍楽の基となり,純粋な楽器へと発展していったほか,情報伝達の具ともなった(トーキング・ドラム)。
[構造]
構造の主要部分は,音を生み出すために必要な,膜の緊張を保持する機構と,膜の振動を太鼓の音として特徴づける機能をもつ胴の形態である。…
※「ドラム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
入社後に配属される勤務地や部署が運次第で当たり外れがあるという状況を、開けてみなければ中身が分からないカプセル玩具やソーシャルゲームで課金アイテムを購入する際のくじに例えた言葉。企業のネガティブな制...
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新
10/1 共同通信ニュース用語解説を追加
9/20 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
7/22 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新