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ドーチェスター Dorchester

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ドーチェスター
Dorchester

アメリカ合衆国,マサチューセッツ州ボストン南郊の住宅地。 1630年にイギリスのドーセット県からの移民により建設され,33年には植民地で初めての郡区代表者会方式の自治体が発足した。 1776年3月 G.ワシントンの指揮下にボストンのイギリス人を追出したことでも知られる。 1868年にボストン市に合併された。現在若干の軽工業があるが,住民の大部分はボストンへの通勤者。

ドーチェスター
Dorchester

イギリスイングランド南西部,ドーセット県の県都。ウェストドーセット地区にある。ボーンマスの西約 40km,フルーム川右岸の高台に位置する。ローマ時代にはドゥルノバリア Durnovariaと呼ばれた歴史の古い町で,アングロ・サクソン時代の記録にはほとんど現れないが,ウィリアム1世による土地調査書『ドゥームズデイ・ブック』(1086)には勅許都市として記され,12世紀と 13世紀の記録によるとここに城があった。中世には市場町として発展。16世紀には織物工業が盛んで,17世紀にはサージの生産で知られた。広い農業地帯の集散地で,農業機械,印刷,皮革などの工業があり,17世紀以来ビールの醸造も行なわれる。文豪トマス・ハーディは市の近郊で生まれ,研究資料が保存されている博物館がある。南郊にはローマ時代以前にさかのぼる円形劇場の遺跡もある。人口 1万6171(2001)。

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世界大百科事典 第2版の解説

ドーチェスター【Dorchester】

イギリス,イングランド南西部,ドーセット州の農業の中心州都。人口1万4000(1985)。地名は〈輝く場所のローマ軍駐屯地〉を意味し,ローマ時代にはドゥルノバリアと呼ばれた。フルーム川右岸に位置する,羊の取引を中心とした市場町で,また17世紀からのビール,サージや皮革,農業機械,印刷などの地場産業が発達する。郊外のメードン・カスルは鉄器時代の巨大な要塞集落として有名で,この町はケルト部族の中心であったが,ローマ時代に直交街路型のローマン・タウンが建設された。

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