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ナイメーヘン Nijmegen

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ナイメーヘン
Nijmegen

オランダ東部,ヘルデルラント州の都市。ライン川の分流ワール川沿岸に位置する。ローマ時代に起源をもつ,オランダ最古の都市で,カロリング王朝時代には,しばしば皇帝の居地となった。 1579年スペインに対するユトレヒト同盟に加盟。 1678~79年にはここでナイメーヘンの講和が締結された。 1794年までヘルデルラントの首都。第2次世界大戦で市街の大部分が破壊されたが,市庁舎 (1554) ,大聖堂など古い由緒ある建物は復元されている。金属,機械,電気器具,紙,合成繊維などの工業が行われる。医学部と付属病院をもつカトリックの大学 (1923) ,ローマ時代の遺物を集めた博物館などがある。人口 14万 6344,大都市圏 24万 5583 (1992推計) 。

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百科事典マイペディアの解説

ナイメーヘン

正しくはネイメーヘンと読む。オランダ東部の都市。ドイツとの国境に近く,ワール川に臨む。繊維,食品加工,タバコなどの工業が行われる。1678年―1679年にはオランダ戦争終結のナイメーヘンの和約が結ばれた。第2次大戦末期ドイツ軍と連合軍激戦で大きな被害を受けた。13世紀の教会,カロリング朝の王宮跡,カトリック大学(1923年創立)がある。16万4223人(2011)。

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世界大百科事典 第2版の解説

ナイメーヘン【Nijmegen】

オランダ中部,ヘルデルラント州の都市。正しくはネイメーヘンと読む。人口14万7400(1995)。ワールWaal川(ライン川下流)に臨み,19世紀末から工業が発達し,行政,商業,文化,教育の地方的中心地。ワール川によりロッテルダムとドイツのルール地域と,ワール・マース運河によりマース川流域工業地帯と結ばれ,また鉄道も発達し,水陸交通の要衝で,エレクトロニクス,衣服,食品,皮革,製紙などの工業がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ナイメーヘン
ないめーへん
Nijmegen

オランダ東部、ヘルデルラント州南部の都市。古代にはノビオマグスNoviomagusとよばれ、ドイツ語名はニムウェーゲンNimwegen。人口15万3705(2001)。ドイツ国境に近いワール川左岸に位置し、水運をはじめとする交通の要地。電気機械、繊維、陶器などの工業が発達する。ケルト人集落に起源を有し、ローマ時代にはトラヤヌス帝の軍営地、カロリング朝ではカール大帝の王宮となって繁栄した歴史的な都市。1184年帝国自由都市となり、のちハンザ同盟に、またオランダ独立時はユトレヒト同盟に加盟、1678~79年にはオランダ戦争後の和約締結地となった。市街はワール川の河畔から背後の丘陵にかけて広がり、19世紀後半に撤去された市壁跡が遊歩道や公園になっていて魅力ある田園都市を形成する。カール大帝の宮殿跡のファルクホフ公園のほか、13~15世紀の聖ステフェンス教会、ルネサンス風の市庁舎、カトリック大学がある。[長谷川孝治]

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