ニューブリテン

百科事典マイペディア 「ニューブリテン」の意味・わかりやすい解説

ニューブリテン[島]【ニューブリテン】

ビズマーク諸島の最大の島。ニューギニア島の東にある。住民メラネシア人。主都は北東端のラバウル。島は三日月形で,数個活火山をもち,ファーザー山(2300m)が最高。パプア・ニューギニアに属する。主要産物にコプラココアなどがある。3万7800km2。40万5000人(2000)。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ニューブリテン」の意味・わかりやすい解説

ニュー・ブリテン
にゅーぶりてん
New Britain

アメリカ合衆国、コネティカット州北部の工業都市。人口7万1538(2000)。多種工業の発達がみられるが、「金物の町」として広く知られる。建築用材、ボールベアリング、家庭用器具、鍵(かぎ)、機械などがその中心で、多くは1850年前後に始まった。1686年に入植が始まり、1850年より町制が施行された。19世紀にヨーロッパ諸国から多くの移住者を迎え、現在も生活様式行事祭事なかにそれぞれの伝統が守り伝えられている。

[作野和世]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ニューブリテン」の意味・わかりやすい解説

ニューブリテン
New Britain

アメリカ合衆国,コネティカット州中部の都市。ハートフォードの南西約 16kmに位置する。ポーランド,イタリア,アイルランドなどからの移民が多い。 18世紀頃から金物製造が発達し,現在は金属工業,ボールベアリング,自動販売器,暖房用器具の生産が中心である。人口7万 5491 (1990) 。

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