ビズマーク(読み)びずまーく(英語表記)Bismarck

翻訳|Bismarck

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ビズマーク」の意味・わかりやすい解説

ビズマーク
びずまーく
Bismarck

アメリカ合衆国、ノース・ダコタ州中南部、ミズーリ川東岸の都市で、同州の州都。人口5万5532(2000)。周辺の農業地帯で収穫された春小麦、大麦などの農産物集散地であり、食品加工、農業機械工業を中心に、製油コンクリート、印刷などの工業も盛んである。1873年にノーザン・パシフィック鉄道の西の終着地として町が建設され、鉄道建設の資金導入のためにドイツ宰相ビスマルクの名をとって市名とした。鉄道の町として、また河港として順調な発展をみせ、1883年には準州の州都となり、州に昇格した1889年以降も引き続き州都の地位を確保した。歴史博物館、キャンプ・ハンコック博物館など文化施設も多く、1971年にはケネディ・メモリアル・センターも完成している。ビズマーク州立大学、メリー大学の所在地でもある。

[作野和世]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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