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ノートン Norton, Charles Eliot

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ノートン
Norton, Charles Eliot

[生]1827.11.16. マサチューセッツケンブリッジ
[没]1908.10.21. マサチューセッツ,ケンブリッジ
アメリカの著述家。ハーバード大学卒業後,1864~68年には『ノースアメリカン・レビュー』誌の編集にたずさわり,65年『ネーション』誌の創刊に関係,73~98年にはハーバード大学で初めて美術史を講じた。カーライル,ラスキン,エマソン,ロングフェローらの友人としても有名。著書『中世教会建築の歴史的研究』 Historical Studies of Church-Building in the Middle Ages (1880) 。ダンテ『神曲』の翻訳 (3巻,91~92) や J.ダンの詩集の編纂 (2巻,95) なども手がけた。

ノートン
Norton, Thomas

[生]1532. ロンドン
[没]1584.3.10. ベッドフォードシャー,シャーペンホー
イギリスの詩人,劇作家。 1555年インナー・テンプル法学院に入り,数年後に国会議員となり,終始カトリックを攻撃。 81年エリザベス1世からカトリック信徒審問官に任じられた。早くから詩を書いてその数編は『トトル詩選集』に収められ,またカルバンの『キリスト教綱要』の翻訳 (1561) もあるが,なによりもイギリス最古の悲劇の一つ『ゴーボダック』 Gorboduc (61,T.サックビルと合作) の作者として知られる。

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世界大百科事典 第2版の解説

ノートン【Caroline Elizabeth Sara Norton】

1808‐77
イギリスの詩人,文筆家。劇作家シェリダンの孫娘。19歳でジョージ・ノートンと結婚後,本格的に文筆生活に入り人気作家となったが,1836年に別居へと至る結婚の不幸を経験した。以後の文筆活動では詩作のほか,子どもに対する母親の後見権や既婚女性の財産権に関する小冊子,たとえば《女性に対するイギリスの法律》(1854)などを著し,既婚女性の社会的地位に関する法律の改正に貢献した。【河村 貞枝】

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ノートン
のーとん
Mary Norton
(1903―1992)

イギリスの児童文学作家。ロンドンに生まれる。初めは女優を志したが、結婚のために舞台生活をあきらめ、夫とともにポルトガルに住んだ。第二次世界大戦中、一時アメリカに住んだが、この間生活のために一般向けの短編を書くようになった。1943年にロンドンに戻ると、『魔法のベッド南の国へ』(1943)を皮切りに本格的児童文学の創作を始め、『床下の小人たち』(1952)でカーネギー賞を受賞。豊かな想像力と緻密(ちみつ)な描写に支えられたその作品は、イギリス児童文学史上、第三の黄金時代といわれる50年代を代表するファンタジーとして、高い評価を受けている。[掛川恭子]

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世界大百科事典内のノートンの言及

【女性運動】より

…第1次,第2次両大戦には,女性は男性に代わってさまざまな職業に従事し,女性が労働者として能力をもつことを示した。 民法上の諸権利を要求する運動は,C.E.S.ノートンが,既婚女性を無能力者とする法律に対し反対のキャンペーンを行ったことが契機となった。この運動が結実し,既婚女性が夫とは独立に財産権をもつようになったのは1882年のことであり,子どもに対する父母の平等な親権が認められたのは1925年である。…

※「ノートン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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