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ハイパーテキスト ハイパーテキスト

ASCII.jpデジタル用語辞典の解説

ハイパーテキスト

文章や画像、音声など、複数のオブジェクトリンクさせた文書の表現形式のこと。印刷物のように、文章や画像が単に表示されているだけでなく、文章中の特定のキーワードから、ほかの文章や画像などを即座に表示できる構造になっている。たとえば、目次のページで項目をクリックすると、目的のページに移動する。また、参考文献として書かれている書名をクリックすると、別のページに移動してその本の情報を参照することもできる。つまり、1つの文書から、次々と知りたい情報を読んでいけるようなシステムである。同様に、文字をクリックすると写真が表示されたり、音声を再生する、といった仕組みを持たせることも可能。ハイパーテキストを作成するための代表的な言語としてHTMLがあり、Webページは、ハイパーテキストの概念をインターネット上で実現している。

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デジタル大辞泉の解説

ハイパーテキスト(hypertext)

文書や画像を有機的に関連づけして、相互に参照できるように作られた、コンピューターを利用した文書システム。関連付ける仕組みをハイパーリンクという。インターネット上のウェブページが代表例。かつて米国アップルコンピューター社(現アップル社)のHyperCard(ハイパーカード)で初めて製品化された。

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DBM用語辞典の解説

ハイパーテキスト【Hypertext】

インターネット上で公開されているウェブページの文書ファイルから他の文書ファイルへと、次々に電子リンクが張られるテキスト・ファイルのこと。

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IT用語がわかる辞典の解説

ハイパーテキスト【hypertext】

コンピューターを利用した、複数の文書やファイルを相互に結びつける仕組み。文書中の任意の文字列や画像が別の文書やファイルを参照するハイパーリンクで相互に結びつけられる。1960年代にアメリカの社会学者・思想家テッド・ネルソンが考案した。インターネット上に世界的な規模で構築された情報提供システム(WWW)において標準的に使用されている。

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大辞林 第三版の解説

ハイパーテキスト【hypertext】

コンピューターで、ある文書の一部から関連する他の文書を検索したり、その文書へ移動したりできる仕組み。直線的でないダイナミックな表現が可能。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ハイパーテキスト
hypertext

コンピュータ上で実現される,関連する情報と情報とを相互につなぐデータ構造。文書などデータの一部につけられたハイパーリンク(任意の位置情報)から,ほかのデータ内に指定されたハイパーリンクへ容易にアクセスできるというリンク機能を備えており,複数のデータを結ぶことや,文字のほか静止画や音声などの情報を埋め込むこともできる。構想は 1940年代からあったが,実際に研究や設計を行なったのは 1960年代のアメリカ合衆国のテッド・ネルソンらで,ソフトウェアとして普及したのは 1980年代以降である。製品例としてはアップルハイパーカードなどがあるが,インターネットワールド・ワイド・ウェブ WWWや HTMLもこの機能を実現している。ハイパーリンクの設定の仕方や利用者の使い方によって多様な情報の関係づけが可能となり,情報の新しい扱い方が生まれたといえる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ハイパーテキスト
はいぱーてきすと
hypertext

印刷術および書物というメディアの形態においては、言語テキストは直線的に進行する流れをモデルとして考えられてきた。だが精神分析その他が明らかにしたように、われわれの心のなかでは言語は連想の多次元的なネットワークとして存在している。もちろん書物においても、索引や注によって、知識がたがいに関連しあうような工夫はなされてきた。だが書物という物理的な条件が、そうした関連の可能性に基本的な量的制限を課してきたのである。コンピュータによって扱われる電子的テキストは、そうした制限から解放されており、したがって情報間の多方向的な結びつきを即座に実現することができる。言語情報の形態をそうしたしかたでとらえるのがハイパーテキストというモデルである。具体的な実現例としては、たとえばマッキントッシュ用のソフトとして早くから使われてきた「ハイパーカード」などがある。インターネットのいわゆるホームページは、HTMLという言語で書かれたハイパーテキストである。[吉岡 洋]
 ハイパーテキストのもう一つの特徴に、ハイパーリンクがある。任意の文字や画像などに関連付けを行うことで、他の情報を表示することができる。単にリンクともいう。[編集部]

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図書館情報学用語辞典の解説

ハイパーテキスト

非線形構造を持つように構成された一群の電子テキスト.ネルソン(Ted Nelson 1937-  )による1965年の造語.基本的に線形的な紙媒体のテキストを「超える(hyper)」ものとして名付けられた.GUI技術の発達に伴って1980年代に一般化し,ウェブの基盤概念に導入されて定着した.テキスト間またはテキスト内の項目相互の参照関係を示す記号がテキストに付与され,ブラウザなどの対応ソフトウェアを用いて閲覧する.参照関係はリンクまたはハイパーリンクと呼ばれ,リンクをたどりながら関連テキストを連続的に閲覧することをナビゲーションと呼ぶ.

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