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ハタザオ

百科事典マイペディアの解説

ハタザオ

北海道〜九州,ユーラシアに広く分布し,日当りのよい草地にはえるアブラナ科二年草。全体に粉白色を帯び,下半部には毛がある。茎は直立して高さ40〜130cm,あまり分枝せず,茎葉は広披針形で,基部には耳があって茎を抱く。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ハタザオ
はたざお / 旗竿
[学]Arabis glabra (L.) Bernh.

アブラナ科の越年草。全草粉白を帯び、上部は毛がない。茎は高さ0.7~1メートル、ときに分枝する。根際の葉は倒披針(とうひしん)形、茎葉は無柄で互生し、狭卵形で全縁、基部は矢じり形で茎を抱く。4~6月、細長い総状花序をつくり、黄白色を帯びた4弁花を開く。長核果は長さ4~7センチメートル、花序軸沿いに直立し、種子は長さ0.8ミリメートル、2列に並ぶ。北半球の温帯から暖帯に広く分布する。名は、直立する花茎を旗竿(はたざお)に見立てていう。
 ハタザオ属は世界に約120種、日本に10種分布するが、そのうち種子が2列に並び、花が黄白色の一群(世界に3種、日本に1種)を狭義のハタザオ属Turritisとして分けることがある。[小林純子]

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