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ハナムグリ Cetonia pilifera

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ハナムグリ
Cetonia pilifera

鞘翅目コガネムシ科。体長 15~20mm。体はやや扁平,頭部はほぼ長方形,前胸はほぼ三角形である。背面は緑色地に褐色長毛がまばらに生える。腹面赤銅色で光沢が強く,褐色長毛が密生する。上翅側縁が基部近くで湾入し,後翅をその間から伸ばして飛翔するのが特徴的である。成虫は4~8月頃みられ,花上に集る。北海道,本州,シベリア,ヨーロッパに分布する。

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百科事典マイペディアの解説

ハナムグリ

コガネムシ科の甲虫の1種。日本特産で全土に分布。体長15mm内外,光沢のない緑色,白斑があり,全体に毛がある。成虫は4〜6月に発生,花にくる。幼虫腐植土を食べる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ハナムグリ
はなむぐり / 花潜
[学]Eucetonia pilifera

昆虫綱甲虫目コガネムシ科ハナムグリ亜科の昆虫。日本各地に分布する。体長16ミリメートル内外。体は長方形で、背面は光沢がなく濃緑色で、白い小紋が上ばねの後方などにあり、淡褐色の長い毛が生えている。腹面は銅色で強い光沢があり淡褐色の毛が生え、脚(あし)も銅色。春から夏にかけて現れ、おもに山地のセリやキク類などの花に飛んでくる。幼虫は木くずや朽ち木などの中にすむジムシで、背中を下にして移動する。近似種のアオハナムグリE. roelofsiは背面に長い毛がなく、花に飛来する。
 ハナムグリ亜科Cetoniinaeは、多くは熱帯・亜熱帯域に産するが寒地にまで分布しており、およそ2500種ぐらいが知られ、美しい色模様をもつものや金属色の種類が多く含まれ、頭に角(つの)状の突起をもつものもある。カナブンやハナムグリの類はこの亜科に属し、中部アフリカ産の巨大なゴライアスオオツノコガネの類もここに含まれる。[中根猛彦]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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