鼻音唱法。口を軽く閉じて「m」「n」「nŋ」などの音でもって歌詞なしの旋律だけを歌う。鼻歌は歌詞を伴うことがあるので、同義語とは限らない。いずれにせよ、人が気分のよいときに発声器官の筋肉を緩めて自然に歌うので、音量は小さく、他人に聴かせるのが目的ではない。管楽器以外の旋律楽器を演奏するときに、無意識にハミングで歌う人もときおりみかける。発声練習の一方法として行われるほか、その特殊な響きを利用して、オペラではベルディの『リゴレット』やプッチーニの『蝶々(ちょうちょう)夫人』の合唱に使われているのをはじめ、ジャズ・ボーカル、楽曲終止など、意識的にハミングを導入している例も多い。
[山口 修]
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
出典 (株)ヤマハミュージックメディア音楽用語ダスについて 情報
《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新