デジタル大辞泉
「ハミング」の意味・読み・例文・類語
ハミング(humming)
[名](スル)口を閉じ、声を鼻に抜いて旋律を歌うこと。「ラジオに合わせてハミングする」
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ハミング
- 〘 名詞 〙 ( [英語] humming ) 口を閉じ、鼻孔から口腔にかけて音を軽く響かせながら歌うこと。歌曲の一部、または合唱曲中の伴奏和音などにこの技法を用いる。単に鼻歌のことをもいう。〔モダン辞典(1930)〕
- [初出の実例]「コマーシャル・ソングをハミングで歌いながら」(出典:笹まくら(1966)〈丸谷才一〉五)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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ハミング
はみんぐ
humming 英語
Brummstimmen ドイツ語
鼻音唱法。口を軽く閉じて「m」「n」「nŋ」などの音でもって歌詞なしの旋律だけを歌う。鼻歌は歌詞を伴うことがあるので、同義語とは限らない。いずれにせよ、人が気分のよいときに発声器官の筋肉を緩めて自然に歌うので、音量は小さく、他人に聴かせるのが目的ではない。管楽器以外の旋律楽器を演奏するときに、無意識にハミングで歌う人もときおりみかける。発声練習の一方法として行われるほか、その特殊な響きを利用して、オペラではベルディの『リゴレット』やプッチーニの『蝶々(ちょうちょう)夫人』の合唱に使われているのをはじめ、ジャズ・ボーカル、楽曲終止など、意識的にハミングを導入している例も多い。
[山口 修]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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ハミング
声楽技法。m,n,ngの鼻音で歌うこと。合唱曲で特殊な効果をねらうときや,発声練習などに使われる。合唱では《リゴレット》《蝶々夫人》などのオペラでの用例が有名。
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
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ハミング〔商品名〕
花王が製造、販売する柔軟仕上げ剤の商品名、またそのブランド。液性は弱酸性、綿・毛・絹・化学繊維用。
出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報
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ハミング[humming]
歌詞を歌うのではなく、口を閉じてメロディーだけを鼻歌のように歌うこと。「ドゥー、ドゥー」とか「ラー、ラー」などの、意味のない間投詞のようなものをつけて歌う場合はスキャットという。
出典 (株)ヤマハミュージックメディア音楽用語ダスについて 情報
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