デジタル大辞泉 「はや」の意味・読み・例文・類語
は‐や[連語]
1 疑問の意に感動を添えた意を表す。…かなあ。
「
2 (文末にあって)感動・詠嘆を表す。…よ。
「
「けしうはあらじ―」〈源・葵〉
[補説]「や」を間投助詞とする説もある。2は上代では名詞だけに付き、中古では連体形に付く。
( 1 )①の挙例「万葉」の「や」を疑問の係助詞とする考え方もある。
( 2 )文末用法の「は」「や」をともに終助詞とする説もある。
( 3 )上代における②の用法は体言を受けるもの(すなわち喚体の句)だけで、終止した文を受けるもの(すなわち述体の句)は平安時代になって現われる。
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
硬骨魚綱コイ目コイ科に属する淡水魚のうち、体形のスマートな遊泳性のものを一般にハヤあるいはハエと俗称している。学問上の名称とは異なる。関東地方ではウグイをハヤとよび、関西方面ではカワムツやオイカワをハエあるいはハヤとよぶことが多い。これらの魚は敏速な泳ぎ方から「はや(速)」あるいは「はやめ(早)」の義とする説、同じ特徴から「はゆ(逸)」の名詞形「はえ」がさらに「はや」に転じたとする説、その姿から「はうお(葉魚)」→「はいお」→「はい」→「はえ」と転じたとする説など種々の語源説がある。
ハヤあるいはハエに、体色、生息場所、習性などの特徴を表す語を冠した呼び名は、シラハヤ、アカバエ、ベニツケバヤ、ジョロウバエ、ドロバエ、ヤナギバエ、タニバエ、アブラバエ、クソバエなど数十種にも達する。
[水野信彦]
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