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ハリイ(針藺) ハリイEleocharis pellucida

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ハリイ(針藺)
ハリイ
Eleocharis pellucida

カヤツリグサ科の小型の一年草。日本,朝鮮半島,台湾,インド,マレーシアなどに分布し,原野の湿地や水田などに普通に生える。茎は多数叢生し,ひげ状で細く,高さ 20cmぐらい。葉はない。花は初夏から秋にかけて,茎の頂に卵形から狭卵形の 5mmほどある小穂をつける。包葉が変化した鱗片は卵形で紫褐色,花被は針状となり5~6本ある。

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世界大百科事典 第2版の解説

ハリイ【ハリイ(針藺) spike rush】

針のような緑色の茎をもった水田の雑草で,カヤツリグサ科に属し,畳表にするイグサ科のイとは全く別の植物である。イネを刈った後の水田やその周辺,池沼や川の岸に目立つ夏緑性の一年生植物ひげ根があり,針形の直径0.3~0.5mmほどの細い茎が密生して,高さ15cmくらいの株を作る。葉はすべて袴形の小さな鞘(さや)となって茎の基部につき,全く目立たない。6~10月,茎頂に長さ6mm内外の茶色で長楕円形の小穂を1個つける。

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