バグダッド

百科事典マイペディアの解説

バグダッド

イラクの首都。バグダードとも。同国中央部,ティグリス川にまたがり,政治,経済,文化の中心。商業,金融の中心はティグリス川左岸のラシード通りで,諸官庁もあり,右岸には空港,中央駅,放送局などがある。肥沃なメソポタミア平野の中心地で,じゅうたん,絹織物を産し,石油精製工場もある。8世紀にアッバース朝の首都として創設。〈平安の都〉と呼ばれ,イスラム世界の政治,宗教,文化の中心として繁栄。13世紀のティムール軍の侵入により破壊されたが,オスマン帝国治下に復興。20世紀初頭にはドイツの三B政策の橋頭堡とされた。1921年イラク王国の首都となった。1990年の湾岸戦争,2003年のイラク戦争にはじまる国内紛争で市街は大きな被害を受けている。615万人(2011,大都市域人口)。
→関連項目イラクイラク戦争大韓航空機爆破事件山本美香

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大辞林 第三版の解説

バグダッド【Bagdad】

イラク共和国の首都。チグリス川中流に臨む。小麦・羊毛・皮革の集散地。毛織物工業が盛ん。762年アッバース朝の首都となり、イスラム帝国の拡大とともに発展。バグダード。 〔「巴格達」とも当てた〕

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