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バルディ家 バルディけBardi

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

バルディ家
バルディけ
Bardi

中世イタリアのフィレンツェの大金融業者。ベルッツィ家と並んでヨーロッパ的規模で金融取引を営み,豪商として政治的な力も有していたが,百年戦争の際イングランド王エドワード3世に融資したことがもとで,1345年に倒産,政治力も瓦解した。

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世界大百科事典 第2版の解説

バルディけ【バルディ家】

中世フィレンツェの都市貴族で大商人の一族。家系は19世紀まで続いたが,最盛期は1345年に終わった。同市のサント・スピリト区に居住し,現在でもバルディBardi家通りになごりをとどめる。13世紀後半に国際的商業・金融業により富を蓄積して有力になるとともに,14世紀には毛織物工業にも進出した。一族を中心とするバルディ商社は,13世紀後半から14世紀前半にかけて,ペルッツィ商社(ペルッツィ家)やアッチャイウォーリ商社(アッチャイウォーリ家)等と並んで,フィレンツェの代表的商社であった。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

バルディ家
ばるでぃけ
Bardiイタリア語

中世イタリアの代表的商人、銀行家の一族。12世紀にフィレンツェ市の市民権を得て、今日バルディ街道と名づけられるアルノ川対岸地区に住み、市の要職について勢力を振るった。13世紀後半に貿易と金融業により富を蓄積、毛織物工業にも進出し、コンスタンティノープルからロンドンまでの東西の主要都市に支店網を形成するに至る。しかし百年戦争(1337~1453)中イギリスのエドワード3世に多額の貸付を行い、回収不能となり、1346年破産した。[佐藤眞典]

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