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バークラ Barkla, Charles Glover

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

バークラ
Barkla, Charles Glover

[生]1877.6.7. ウィドネス
[没]1944.10.23. エディンバラ
イギリスの物理学者。リバプールの O.ロッジのもとで学び,さらにケンブリッジのトリニティ・カレッジで学んだ。キャベンディッシュ研究所や母校で研究生活をおくり,ロンドン大学教授 (1909) ,エディンバラ大学教授 (13) 。ケンブリッジ大学時代にX線の気体による散乱から,原子内の電子数の推定を行い原子番号についての手掛りを与えた。 1904年X線の偏光を発見。 06年二次X線が散乱X線とケイ光X線とから成ることを示し,08年ケイ光XがK,L,Mの系列から成ることを確かめた。 17年ノーベル物理学賞受賞。

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大辞林 第三版の解説

バークラ【Charles Glover Barkla】

1877~1944) イギリスの物理学者。1904年 X 線の偏光現象を発見したほか、原子による X 線の散乱実験から原子内電子数が原子量の約半数であることを推定。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

バークラ
ばーくら
Charles Glover Barkla
(1877―1944)

イギリスの実験物理学者。1895年リバプール大学に入り、O・ロッジに実験物理学を学ぶ。同大学を卒業後さらにケンブリッジのトリニティ・カレッジに学び、キャベンディッシュ研究所のJ・J・トムソンのもとで研究を始めた。1902年リバプール大学に戻り、1909年からロンドン大学教授、1913年から死ぬまでエジンバラ大学教授を務めた。ごく初期を除き、X線に関する研究に取り組み、J・J・トムソンの理論に対応する実験成果を次々とあげて、原子の構造の解明に寄与した。すなわち、X線の偏光の発見、X線にさらされた物質からの二次X線に散乱X線特性X線の2種あることの発見、特性X線のK、L系列の発見、散乱X線の分布測定による原子内電子数の推定などである。特性X線の発見の功で1917年にノーベル物理学賞を受賞したが、その記念講演で述べたJ系列については、その存在が否定されている。[川合葉子]

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