ヒマシ油(読み)ヒマシゆ

百科事典マイペディア 「ヒマシ油」の意味・わかりやすい解説

ヒマシ油【ヒマシゆ】

トウゴマ種子に含まれる脂肪油。特異臭のある無色〜淡黄色の透明な粘性液体。主成分はリシノレイン(グリセリンのリシノール酸エステル)。下剤として内服。普通,加香されたものを常習便秘,食中毒疫痢などに服用。また減摩油,印刷用インキ,ポマードセッケンなどの原料
→関連項目下剤ヒマ薬用植物

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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