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ビウレット反応 ビウレットはんのう biuret reaction

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ビウレット反応
ビウレットはんのう
biuret reaction

ポリペプチド,蛋白質の呈色反応の1種。ビウレット H2NCONHCONH2 がこの呈色反応を示すことから,このように呼ばれる。蛋白質などの溶液試料に水酸化ナトリウム1%水溶液を1滴加えたのち,硫酸銅5%水溶液を1滴加えると赤紫色の呈色がみられる。

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デジタル大辞泉の解説

ビウレット‐はんのう〔‐ハンオウ〕【ビウレット反応】

たんぱく質ペプチド呈色反応の一。たんぱく質を含む液を水酸化ナトリウムなどを加えてアルカリ性とし、これに数滴の硫酸銅溶液を加えると、青紫から赤紫色を呈する。→ビウレット

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百科事典マイペディアの解説

ビウレット反応【ビウレットはんのう】

タンパク質,ペプチドの呈色反応の一つ。試料を1〜2モル/lの苛性アルカリ水溶液に溶かし,1%硫酸銅水溶液を数滴加えると青紫〜赤紫色を呈する。一般にトリペプチド以上のポリペプチド鎖をもつものが発色する。
→関連項目タンパク(蛋白)質

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栄養・生化学辞典の解説

ビウレット反応

 ビウレット試験ともいう.ペプチド結合を検出する方法で,アルカリ性の液中で銅イオンと反応させる.比例性がよく,ペプチドやタンパク質の定量にも使える.

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世界大百科事典 第2版の解説

ビウレットはんのう【ビウレット反応 biuret reaction】

タンパク質,ペプチドの呈色反応の一つ。試料を1~2規定の苛性アルカリ水溶液に溶かし,1%程度のうすい硫酸銅水溶液を数滴加えると青紫~赤紫色を呈する。この呈色反応は,2個のペプチド結合-CO-NH-が直接あるいは1個の炭素または窒素原子を隔てて結合した化合物にみられる反応で,トリペプチド以上のポリペプチド鎖を有するもので起こる。ビウレットNH2CONHCONH2もこの呈色反応を示すことから,ビウレット反応と呼ばれる。

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大辞林 第三版の解説

ビウレットはんのう【ビウレット反応】

タンパク質の検出反応の一。水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウムを加えてアルカリ性にしたタンパク質の溶液に数滴の硫酸銅溶液を加えると、青紫ないし赤紫色を呈する。二個以上のペプチド結合をもつポリペプチドが呈色する。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ビウレット反応
びうれっとはんのう
biuret reaction

タンパク質やトリペプチド(アミノ酸が3個結合した化合物)以上のポリペプチドの呈色反応の一つ。試料の水溶液に水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどの水溶液を加えてアルカリ性とし、さらに硫酸銅の数%水溶液を少量加えると、青紫~赤紫色を呈する。同じ条件のもとでビウレットが錯体を形成して呈色することから、この名がある。タンパク質の呈色の原因も類似の構造の錯体による。2個の‐CO‐NH‐という原子団が1個の窒素または炭素原子を挟んで結合している化合物に呈色が認められる。したがってこの構造をもたないアミノ酸やジペプチドは呈色しない。[務台 潔]

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