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ビノグラドフ Vinogradoff, Sir Paul Gavrilovich

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ビノグラドフ
Vinogradoff, Sir Paul Gavrilovich

[生]1854.11.30. コストロマ
[没]1925.12.19. パリ
ロシア生れのイギリスの法学者,中世史学者。モスクワ大学に学び,教員生活を経て同大学の教授となった。教授在任中,教育法の革新をはかり,大学の自治の確立,公立小学校の拡充に尽力したが,当局に入れられず,1902年にイギリスに渡った。 03年よりオックスフォード大学法哲学教授。イギリスの歴史法学派の立場を継承。主著イギリスの農奴制度』 Villainage in England (1892) 。

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百科事典マイペディアの解説

ビノグラドフ

英国の中世史家。ロシア生れ。モスクワ大学教授からオックスフォード大学教授に迎えられ,一般自由人学説によってイギリス封建社会の成立に関する定説を確立。主著《イギリス隷農制》《荘園の発達》《11世紀のイギリス社会》。

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世界大百科事典 第2版の解説

ビノグラドフ【Paul Gavrilovich Vinogradoff】

1854‐1925
イギリスの中世史家,法学者。ロシアのコストロマ生れ。モスクワ大学卒業。ドイツ,イタリア,イギリスに留学。とくにイギリスでのF.W.メートランドとの出会いは彼の研究生活を決定した。1889年母校教授。1901年自由主義的立場からの大学改革で文部省と対立し,辞職。渡英し,03年オックスフォード大学法学教授に就任。18年イギリスに帰化。マナー(荘園)研究史上の古典的著作《荘園の発達》(1904),《ブラクトンノートブック》(1887),《法における常識》(1914)など著書多数。

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