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ピラン Piran

デジタル大辞泉の解説

ピラン(Piran)

スロベニア南西部、アドリア海に面する港町。トリエステ湾とピラン湾に挟まれた細い半島に位置する。13世紀から18世紀にかけて、ベネチア共和国の支配下に置かれ、その当時の街並みが残されている。同国屈指の観光地の一。18世紀のバイオリン奏者ジュゼッペ=タルティーニの生地。イタリア語名ピラノ

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世界大百科事典 第2版の解説

ピラン【pyrane】

酸素原子1個と二重結合2個,メチレン基-CH2-1個でつくられた6員環の一般名。α‐ピラン(2H‐ピラン),γ‐ピラン(4H‐ピラン)の2種の構造異性体がある。一群の化合物の基体と考えられているが,これら自身はまだ単離されていない。メチレン基をカルボニル基C=Oで置換したピロン,ピランから水素原子1個がとれてオキソニウムイオンになったピリリウムpyryliumも重要な化合物群の基体となる。ピリリウムは一種の芳香族化合物で安定である。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ピラン
ぴらん
pyran

C5H6Oの分子式で表される酸素を環内にもつ6員環状複素環式化合物。α(アルファ)-ピランとγ(ガンマ)-ピランの2種類の異性体が可能であるが、どちらも常温では不安定で合成できない。母体の無置換ピランは不安定であるが、2-メチル-α-ピランC5H5O(CH3)などの置換されたピラン環をもつ誘導体は安定に存在する()。[廣田 穰]

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