コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

フアン・カルロス1世 フアン・カルロスいっせいJuan Carlos I

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

フアン・カルロス1世
フアン・カルロスいっせい
Juan Carlos I

[生]1938.1.5. ローマ
スペイン王(在位 1975~2014)。フルネーム Juan Carlos Alfonso Victor María de Borbón y Borbón。1931年のスペイン共和政の成立で亡命したアルフォンソ13世の第3子ドン・フアン皇太子の第1子。イタリアスイスポルトガルで教育を受け 1955年帰国。陸軍,海軍,空軍の各士官学校およびマドリード大学で学んだ。1969年フランシスコ・フランコ・バアモンデ総統から後継者に指名され,1975年11月22日フランコ総統の死後,国家元首および国王の位についた。1976年以降政党活動の自由を認め,国会を二院制議会(→両院制)に改めるなど漸進的な自由化政策をとり,スペインの民主化を進めた。国民の間で高い人気を保ったが,21世紀初頭に王室の財務をめぐる不正疑惑などが浮上した。2014年6月退位の意向を表明。同 2014年6月19日息子のフェリペ6世が即位した。(→スペイン史

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

知恵蔵miniの解説

フアン・カルロス1世

スペイン国王。スペイン内戦中の1938年、亡命先のイタリア・ローマで生まれる。内戦後の75年、独裁政治を続けてきたフランコ総統の死に伴い、スペイン国王に即位。即位後は選挙による新憲法の承認など民主化への転換を進め、81年には民主化を脅かすクーデターを阻止するなど、国民の支持を集めた。2014年6月、国王からの退位を自ら表明。長男のフェリペ皇太子跡を継ぐことが首相により発表された。

(2014-6-4)

出典|朝日新聞出版知恵蔵miniについて | 情報

現代外国人名録2012の解説

フアン・カルロス1世
フアンカルロスイッセイ
Juan Carlos I


国籍
スペイン

肩書
スペイン国王

生年月日
1938/1/5

出生地
イタリア ローマ

学歴
サラゴサ陸軍士官学校;マドリード大学卒

経歴
ブルボン王家の直系で1931年亡命した国王アルフォンソ13世の孫、その三男ドン・フアン(バルセロナ伯爵)の長子。亡命先で生まれるが、’54年帰国。フランコ将軍の元で皇太子教育を受け、陸・海・空士官学校、マドリード大学で学ぶ。’57〜59年陸・海・空軍の将校として訓練を受ける。’62年ギリシャ王女ソフィアと結婚。’69年7月22日フランコ総統から次期国王に指名される。’75年11月20日の同総統の死により王政復活、同月22日即位。以来民主化を推進し、’77年総選挙を実施、’78年新憲法を発布、立憲君主制となる。2010年5月肺疾患の手術を受けた。1980年初来日。ビラジョン著「国王―スペイン国王ドン・ファン・カルロスI世との対談」がある。

受賞
国際陸連功労金賞;ユネスコ平和賞〔1995年〕

出典|日外アソシエーツ「現代外国人名録2012」(2012年刊)現代外国人名録2012について | 情報

フアン・カルロス1世の関連キーワードマキノ雅広久松静児バッジ稲垣浩清水宏田坂具隆山本嘉次郎珪藻土ホロコーストカルネ

フアン・カルロス1世の関連情報