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フィロン[ラリッサ](英語表記)Philōn of Larissa

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

フィロン[ラリッサ]
Philōn of Larissa

[生]前160頃.テッサリア,ラリッサ
[没]前80頃.ローマ
ギリシアの哲学者。ラリッサでカルネアデスの弟子カリクレスに学んだのち,アテネに出てクレイトマコスに師事,師のあとをうけてアカデメイアの学頭となった。ミトラダテス戦争のためローマヘ逃れ,修辞学の教師となってカツルス父子やキケロを教えた。アルケシラオスやカルネアデスの懐疑論を継承,ストア派のファンタシア・カタレプティケに対して,倫理上の問題については蓋然性の規準を認めつつも,認識の問題においては「確実なる知識の不可能性」の原理を主張し,弟子のアスカロンのアンチオコスに批判された。

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