コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

フリートレンダー

4件 の用語解説(フリートレンダーの意味・用語解説を検索)

百科事典マイペディアの解説

フリートレンダー

ドイツの美術史家。ベルリン生れ。ベルリンのカイザーフリードリヒ美術館(現,ダーレム美術館)絵画部長を務めたのち1938年アムステルダムに亡命。15―16世紀のネーデルラント絵画研究の権威。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

フリートレンダー【David Friedländer】

1750‐1834
ドイツユダヤ人啓蒙思想家東プロイセンケーニヒスベルク(現,ロシア連邦カリーニングラード)出身。ベルリンに出て絹織物工場を営み,M.メンデルスゾーンの友人となり,彼の提起したユダヤ人解放とドイツ市民社会への同化の道をよりいっそう推進した。1778年にユダヤ人の自由学校をつくり,また1809年にはユダヤ人として初めてベルリン市会議員となった。【山下 肇】

フリートレンダー【Max Jacob Friedländer】

1867‐1958
ドイツの美術史家。ベルリンに生まれ,ミュンヘンフィレンツェなどに学んだ後,ベルリンのカイザー・フリードリヒ美術館(現,ダーレム美術館)に入り,後に絵画部長。ブリューゲルなどの購入によってコレクションを充実させる。ユダヤ人であったためナチスの台頭に伴い,1938年オランダへ亡命。オランダ滞在中は著述に専念し,大著《初期ネーデルラント絵画》全14巻(1924‐37)を完成。鑑定家としての彼はまれに見る直観力に恵まれた,いわゆる目ききのタイプで,作者ないし作品の様式的特徴を看破し,これを明晰で簡潔な文章で語ることにもすぐれる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

フリートレンダー
ふりーとれんだー
Max Jacob Friedlnder
(1867―1958)

ドイツの美術史学者。ミュンヘン、ケルン、ベルリンなどの美術館で研究、のちベルリンの国立美術館館長を務め、元館長であったボーデWilhelm von Bode(1845―1929)とともにその発展に尽力した。晩年ナチスの時代にオランダのアムステルダムに移住(1938以降)、同地で没した。とくに15、16世紀のネーデルラントおよびドイツの絵画を綿密に研究し、この分野での最高権威として認められている。また美術鑑定家としても第一人者であった。主著に『15、16世紀のネーデルラント絵画』(1903)、『ファン・アイクからブリューゲルまで』(1916)、『芸術と芸術批評』(1942)ほかがある。[鹿島 享]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内のフリートレンダーの言及

【鑑定】より

…モレリはまた鑑定においてはそれまでほとんど使われることのなかった写真の利用を最初に唱えた一人でもあった。一方,ドイツ人のボーデWilhelm von Bode(1845‐1929)やM.J.フリートレンダーは長年の経験による直観力を重視する,いわゆる〈目利き〉のタイプである。現代の鑑定はこれらの方法に加え,科学技術の長足の進歩を反映して,物理的・化学的方法をも多分にとり入れている。…

※「フリートレンダー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

フリートレンダーの関連キーワード野間清六ドロイゼン西ドイツ土方定一美術史統一ドイツ三浦アンナ守屋謙二矢崎美盛